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国分西日本 協業で“コト売り”に力 近畿エリア展示会

食品新聞 / 2023年7月10日 12時5分

国分西日本は7月4日、帝国ホテル大阪で「近畿エリア秋季展示商談会」を開いた。380小間(メーカー270小間、国分オリジナル76小間、企画34小間)を用意し、約6千アイテムを展開。得意先約1千人が来場した。

WEBメディアのmacaroniと連動したJワイン(日本ワイン)の販促企画、関西総合センターの加工機能を活用した商品開発、ゼロカラ社との協業による超高速冷凍商品の紹介など、商品だけでなく様々な“コト売り”を随所で展開。

このうち、関西総合センターのコーナーでは、バルクからパック詰めにした大豆ミート、個包装の輸入スイーツなど小売やメーカーの要望に応じ加工した低温商品を並べた。小売業を中心にニーズが強まっており、近畿だけでなく中国地方などからの引き合いも増えているという。

また、macaroniを活用した販促については「SNSを専門的に扱う企業と組むことで、商品の見せ方や拡散の仕方など新たな提案ができる環境が整った」(マーケティング部)としている。

キユーピーとのコラボによる「カンパイ、サラダ。」のコーナーでは、飲食店向けに、乾杯の酒類に合わせたサラダメニューを提案。担当者は「サラダを最初に食べることで血糖値の上がり方が緩やかになる。サラダ一品が加わり、店の点数アップにもつながる」と健康と売上の両面でプラスになるとアピールしていた。

このほか、ノンアルと韓国食品を軸にした家飲み、豆乳やアーモンドミルクといった注目カテゴリーと合わせた秋冬の乾麺、地域商材を使った「ほっとドリンク」など、テーマに沿った企画コーナーを設け来場者の関心を集めていた。

川野政治社長の話 開場直後から途切れることなく、予想以上に多くの方に来場いただいている。

値上げ基調の中で節約志向も強いが、欲しいものは価格を気にせずに買うという消費行動もある。今回はゼロカラやmacaroniなどと組んだコト売りに力を入れている。従来のように量を売るのではなく、卸としての新たな提案により、こうしたニーズに応えていきたい。

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