子ども食堂をカレーで支援 ベル食品工業 SDGs視点の開発強化
食品新聞 / 2023年7月10日 11時57分
ベル食品工業は、SDGs視点で活動するプロジェクトを始動させている。今春に発売した「子ども食堂カレー」などは、地元百貨店のイベントに出店して少しずつ認知が拡大し、エシカルな売場を強化する小売店などからの関心も徐々に高まっている。
同商品は、売上の一部を社会福祉協議会を通じて子ども食堂へ寄付するもの。一般的に子ども食堂の運営はボランティアで行われており、子ども食堂の継続的な運営の支援を目的に、寄付付き商品として「子ども食堂カレー」を開発した。消費者は同品を購入することで、子ども食堂運営の支援につなげられる。
同社は地元有力百貨店が期間限定で開催するSDGs関連のイベントに今年の2月中旬、6月上旬頃に出店し、同商品の紹介と販売で認知拡大を図った。こういった取り組みを定期的に重ね、少しずつ認知も広がっており、この取り組みに賛同した地元企業からの注文が入ったり、同社本社横に設置したレトルトカレー自販機でも「比較的売れている」(同社)状況だ。
同品は辛みを抑えた昔懐かしい優しい味の欧風ビーフカレー。箱のまま電子レンジ調理可能なので、鍋や火を必要とする湯せん加熱比で1食当たりCO2を67g削減(大学教授監修)できる。価格は税込340円。
その他の同社のSDGs関連の商品は、障がい者の絵を同社が購入してカレーのパッケージデザインに採用した障がい者の自立と就労を支援するカレーも展開し、高質スーパーなどに採用されている。
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