「午後の紅茶」の本格無糖紅茶が期間限定発売 3種のスリランカ茶葉×アールグレイで香りを追求 止渇性とご褒美感を両立
食品新聞 / 2023年7月11日 6時33分
この夏、キリンビバレッジの「午後の紅茶」から香りにこだわった本格無糖紅茶飲料が登場する。
商品名は「午後の紅茶 TEA SELECTION(ティーセレクション)アールグレイアイスティー」。
新たに立ち上げた「ティーセレクション」シリーズの第一弾商品として7月11日から期間限定発売される。
同商品は、香りが楽しめる無糖茶市場が拡大傾向にあることを受けて、止渇性と報酬感・ご褒美感のニーズを満たすべく開発された。
開発の背景について、取材に応じたキリンビバレッジの内藤礼マーケティング部ブランド担当主任は「飲料は特に夏、止渇ニーズが大きいことから、夏にすっきり飲めるおいしい味わいを目指しつつ、お客様の期待が高まる贅沢や報酬といった情緒的な紅茶本来の価値を前面に押し出した」と説明する。
キリンビバレッジの内藤礼マーケティング部ブランド担当主任止渇性と情緒的価値を両立させるため、こだわったのが香り。
「贅沢や報酬への期待は、香りへの期待と相関関係にあることがブランド調査で判明した」という。
香りを追求するため、同商品には3種類のスリランカ産茶葉を使用。ベースの茶葉に、すっきりとした紅茶の味わいのキャンディ茶葉を65%使用し、これに、華やかな香りが特長のディンブラ茶葉を25%、爽やかな香りが特長のウバ茶葉を10%ブレンドした。
茶葉そのものが持つ香りにアールグレイならではのベルガモット(柑橘)の香りをかけあわせて複雑な香りと味覚を実現した。
具体的には「キャップを開けた飲む瞬間に、爽やかな柑橘の香りがグッと感じられ、その後に、ディンブラ茶葉の華やかな香りと優雅な味わいが感じられる。心地よい余韻も特徴で、ウバ茶葉の爽快な香りが通り抜けるようになっている」。
フレーバーの選定にあたっては「お客様のアールグレイに対する期待が高く、紅茶の本質的なおいしさをしっかり伝えるべく定番のフレーバーを採用して、そのまま商品名にした」。
「午後の紅茶 TEA SELECTION(ティーセレクション)アールグレイアイスティー」のキービジュアルコミュニケーションターゲットは20‐40代女性。幅広い層に飲まれることを想定している。
糖分の摂取を控える新規ユーザーの獲得も想定。
「従来のペットボトルの紅茶飲料は良くも悪くも少しジュースのようなうす甘のイメージがある。今回、うす甘のイメージで買われなかった方にも手に取ってもらえる可能性がある」と期待を寄せる。
コミュニケーションは、キービジュアルをフル活用して展開していく。
「言葉で伝えるよりも、キービジュアルを用いてパッと一瞬で上質感や贅沢感、報酬感を伝えていく。やはり嗜好性の高いものは、多言を要せずイメージでお伝えするほうがお客様の想像力をかき立てられる」とみている。
店頭活動は、POPや専用什器を用意してエンド棚での露出や大陳を提案していく。
今回、「紅茶にとって限定感も重要なポイント」との考えから期間限定発売としたが「今後、このようなシリーズを、もっと定番に近いようなところでやっていきたいというのはブランドとして考えている」。
無糖紅茶飲料にさらなる深耕余地も見込む。
「『ティーセレクション』シリーズでは無糖以外の商品も検討しているが、無糖のさらなる新商品も考えている。『おいしい無糖』シリーズを含めて、無糖領域はブランドとしてもかなり可能性があると考えている」と語る。
「ティーセレクション」シリーズは、“おいしい紅茶で上質な休息時間を楽しんでいただきたい”をテーマに掲げる。
「先行き不透明な世の中で、カフェに行かれる時間もない方が、手軽に自分と向き合う時間をとられるときのお供になり上質な休息時間を提供していきたい」との思いが込められている。
この記事に関連するニュース
-
「キリン 午後の紅茶 TEA SELECTION」夏にぴったりの爽やかな味わい マンゴー、パッションフルーツ、ライチ…上質な“南国の香り”
オトナンサー / 2024年7月22日 23時10分
-
「キリン 午後の紅茶」TEA SELECTION新商品「SUMMER BLEND ICE TEA」発売 マンゴー、パッションフルーツ、ライチの香り
オトナンサー / 2024年7月12日 20時10分
-
「キリン 午後の紅茶」×「星野リゾート BEB(ベブ)」の期間限定コラボレーション BEB5軽井沢・土浦・沖縄瀬良垣の3施設で夏のアイスティー体験を、順次スタート!
PR TIMES / 2024年7月9日 13時45分
-
発売前から話題!ゴンチャ初のペットボトル飲料がセブン-イレブン限定で登場。簡単アレンジもやってみたよ
isuta / 2024年7月2日 13時0分
-
キリン「午後の紅茶」夏のアイスティー訴求強化 定番3品リニューアルと期間限定商品で加速
食品新聞 / 2024年6月27日 9時22分
ランキング
-
1メルカリ「フルリモート廃止?」に私が感じたこと 一体感を得るには「ある種の非効率さ」も重要だ
東洋経済オンライン / 2024年7月26日 11時0分
-
2エリート官僚にトラックドライバーの気持ちはわからない…「長時間労働の禁止令」に運転手たちが猛反発のワケ
プレジデントオンライン / 2024年7月26日 8時15分
-
3<最低賃金、過去最大増の1054円>それなのにパート、アルバイトから大ブーイングのワケ「扶養控除ライン据え置きはオフサイドトラップ」「賃金はオーストラリアの半分」「政治家の報酬だけは世界トップクラス」
集英社オンライン / 2024年7月26日 18時56分
-
4スキマバイト「タイミー」が上場、27歳社長の素顔 時価総額1000億円超「ユニコーン」に導いた手腕
東洋経済オンライン / 2024年7月26日 9時0分
-
5RIZIN「手越祐也の国歌独唱を批判」は失礼なのか 手越が辞退し、選手に批判が集まっているが…
東洋経済オンライン / 2024年7月24日 19時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください