静岡発信の新規商品も 過去最大規模で展示会 メイカングループ
食品新聞 / 2023年7月19日 22時54分
メイカングループ(静岡県浜松市、小寺仁康社長)は7月7日、秋季展示会「MEIKAN FOODSHOW2023」をアクトシティ浜松で開催した。アフターコロナ下での今回のメーカー出展は、新規出展40社を含め301社(ドライ154、チルド147)と過去最大規模に拡大。見て、手にとって、味わいたい来場者の要望に応え、試食対応の出展メーカー数も過去最大232社(前回比34社増)となった。当日は主要取引先を中心に500人を超す来場者で賑わった。
会場は、「静岡」「ドライ」「チルド」の3つに大きくゾーニングした上で、秋冬新商品を品揃えた「秋冬NEWリリース」、地元メーカー、地元産品などを品揃えた「食の都 静岡」、「デリシャスランチボックス」、「チルドRECOMMEND」、食べてまず美味しい!から始まる商品を集めた「とにかく美味しい商品」の切り口で分かりやすく展示。出展メーカーによる提案営業が目を引いた。
商品では、マグロの希少部位・尾肉を大和煮にした缶詰や浜名湖の海洋植物由来の乳酸菌で発酵した大豆グルト、骨まで食べられる常温の干物製品、名城食品が新発売する地元有名店のラーメン「龍樹(りゅうじゅ)」が来場者の関心を集めたほか、仮想店舗からスタートし通販から直販にも販路を広げたスリランカカレー・ララカレーもビリヤニなどの新製品を展示した。
会見で小寺社長は市況感について「食品値上げが続いた中で、流通も消費者も商品に対する値頃感を求めている。嗜好品、加工食品は全般的に買い控え傾向が強いのではないか」と述べ、今期(2023年9月期)業績については「第3四半期を売上高150億8千万円(103・4%)で着地した。新規での帳合獲得に加え、既存取引企業がいずれも新規出店に意欲的だったことで増収につながっている。一方、営業利益、経常利益については物流コスト高、賃上げなどが影響して減益となっており期末までに総力で改善に努め、通期では3年ぶりの200億円突破を狙う」と抱負を述べた。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1メルカリ「フルリモート廃止?」に私が感じたこと 一体感を得るには「ある種の非効率さ」も重要だ
東洋経済オンライン / 2024年7月26日 11時0分
-
2エリート官僚にトラックドライバーの気持ちはわからない…「長時間労働の禁止令」に運転手たちが猛反発のワケ
プレジデントオンライン / 2024年7月26日 8時15分
-
3〈最低賃金1054円に〉過去最大増なのにパート、アルバイトから大ブーイングのワケ「扶養控除ライン据え置きはオフサイドトラップ」「政治家の報酬だけは世界トップクラスだけど、賃金はオーストラリアの半分」
集英社オンライン / 2024年7月26日 18時56分
-
4スキマバイト「タイミー」が上場、27歳社長の素顔 時価総額1000億円超「ユニコーン」に導いた手腕
東洋経済オンライン / 2024年7月26日 9時0分
-
5RIZIN「手越祐也の国歌独唱を批判」は失礼なのか 手越が辞退し、選手に批判が集まっているが…
東洋経済オンライン / 2024年7月24日 19時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)