日本アクセス東日本フードコンベンション フルカテゴリー500社が出展 商品・企画提案で需要創造
食品新聞 / 2023年7月31日 11時34分
日本アクセスは7月26、27日、さいたまスーパーアリーナで総合展示会「東日本秋季フードコンベンション2023」を開催。ドライ・冷食・和洋日配・生鮮デリカなどフルカテゴリー約500社のメーカーが出展した。
展示会のテーマは「変革と挑戦」。今年は日本アクセス設立30周年の節目を迎え、22年度からスタートした第8次中期経営計画のテーマに沿って、商品開発力の強化や冷凍・チルド、生鮮デリカをはじめ、酒類や菓子の取り組み強化など、「日本アクセスならではの新たなビジネスモデルを創造するべく、全温度帯・フルカテゴリーで趣向を凝らした提案を行っていく」(淵之上明生執行役員商品統括・マーケティング管掌)とした。
加工食品ブースでは、「釜玉うどんつゆ」や専売品のドレッシング、健康茶など販売好調な留め型商品を中心に紹介。産地や品種別のコーヒーや、ネスレミロの新商品の提案にも力を入れた。乾物・乾麺では、乾物の栄養機能にスポットを当てた売場づくりや、乾麺グランプリの販促企画や、秋冬の鍋メニューにあわせた食べ方提案を披露。「池森そば」の販促企画や、離島プロジェクトの新商品「五島あおさ」などオリジナル商品の充実も目立った。
チルドでは、「アクセスチルドプラットフォーム」を活用した各カテゴリーの取り組みを紹介。全国各地の名店・ご当地ラーメンや、ご飯のお供、チーズなど売場提案のほか、ワンダーチルディアのチルド飲料や、「UCC GOLD SPECIAL PREMIUM」、ロッテ「生チョコパイ」(フロチル商品)などの専売商品も注目を集めていた。
新商品グランプリ(日本アクセス「東日本秋季フードコンベンション2023」)また、アクセスブランドコーナーでは、「Delcy」「みわび」「からだスマイル」「ストックキッチン」「MALdeMEAT」の各オリジナル商品を一堂に紹介。「Delcy」の冷凍野菜や冷凍ケーキ、「切れてるサラダチキンとおだしで食べるブロッコリー」など、需要創造型の新商品提案も目立った。
そのほか、生鮮・デリカ・外食の提案や情報卸、ノンフード、ロジスティクスなど各分野の取り組みを紹介。新商品グランプリやフローズンアワード、チンするレストランなど売場活性化に向けた企画提案にも力を入れた。
なお、来場者数は2日間で約1万2千人を予定。初日から小売業のトップやバイヤーが多数駆けつけるなど、賑わいを見せていた。
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