豆腐バーが売場拡大 PBFへの注目が追い風に
食品新聞 / 2023年9月18日 16時12分
豆腐市場では豆腐バーが売場を拡大している。売場で定位置を確保したたれ付の袋物惣菜に続き、豆腐バーをコーナー化する量販店が増えつつある。近年のプラントベースフード(PBF)への注目が大きな追い風となっている。この勢いに乗り、消費者の購買意欲を刺激する品揃えで豆腐売場の売上アップを図りたい。
アサヒコの「豆腐バー」はコンビニ大手で大ヒットし、現在はほかの量販店へも広がっている。そのままワンハンドで食べられる“究極のタイパ飯”で、健康的に小腹を満たせる。忙しい現代人のエネルギー源として大きな役割を果たしている。
この市場に今年2月、太子食品工業が参戦した。年間販売数は300万本を見込む。先行するアサヒコは10月にも総計5千万本に達する見通しだ。豆腐バー市場は売場拡大とコーナー化、食シーン拡大で今後も順調に成長する見通しだ。
売場メーンの豆腐は素材から惣菜へ徐々にシフトしつつある。トップの相模屋食料が進める新しい豆腐の創造は10年以上経過し、今では「ひとり鍋」「とうふ麺」「BEYOND TOFU」が同社売上の3分の1を占めるまで成長した。
さとの雪食品「SOYソーセージ バジル」今秋もPBFや惣菜型の新商品が数多く発売された。相模屋食料の「たんぱく質のとれる とうふスープ」は豆腐の食シーンを広げる洋風ホットメニュー。タカノフーズの「ちょい飯」は電子レンジ3分で調理できる、具材入りの豆腐と食べるスープだ。
太子食品工業の「豆腐逸品」はレンジで2分加熱するだけでおかずとして、また様々なメニューに活用できる。さとの雪食品の「SOYソーセージ」は主原料として豆腐作りで使用されている豆乳を約49%使用した大豆生まれのソーセージだ。アサヒコは「豆腐バー 焼きいも」で豆腐バーの食シーンをおやつにも広げる。
健康イメージの強い豆腐をさらに手軽に食べたいというニーズは年々強くなっており、簡便な豆腐惣菜やPBFに寄せられる消費者の期待は大きい。ニーズに応える品揃えで豆腐売場の売上アップを図ろう。
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