「CHILL OUT」絶好調 売上金額コロナ禍の3年間で約10倍 オンとオフの境界線消滅が背景 家庭内の飲用シーンも開拓
食品新聞 / 2023年10月29日 22時11分
リラクゼーションドリンク「CHILL OUT(チルアウト)」(コカ・コーラシステム)が絶好調だ。2020年からのコロナ禍の3年間で大幅に伸長し、現在、20年比約10倍の売上金額に達していることが明らかにされた。
「チルアウト」は、日本発のリラクゼーションドリンクブランド。GABA、L-テアニン、ヘンプシードエキス、ホップエキスと4種のリラクゼーションサポート成分が配合されている。
伸長の背景について、10月19日取材に応じた日本コカ・コーラの渡邉憲マーケティング本部ニュートリションカテゴリーブランドマネジャーは「在宅勤務などでオンとオフの境界線が消えてしまった状態で過ごすことが増えた。これにより自ら積極的にリラックスしようというトレンドが生まれた」と分析する。
このような環境下で、リラクゼーションドリンクという新たなジャンルを創出した点が奏功した。
「オンとオフを切り替えたいというニーズの中で、エナジードリンクなど気持ちをオンにするドリンクはいろいろとあったが、気持ちをオフにするドリンクは皆無に等しかったため、リラクゼーションドリンクの独自性が支持された」とみている。
メインのユーザーは、「チル」という言葉に馴染みのある20代や30代の若年層。
旗艦アイテムは「チルアウト」本体。カロリーと糖類がゼロの「チルアウト ゼログラビティ」は健康志向のユーザーに支持されている。
「特に首都圏での飲用が多く、駅の自販機など自販機での売り上げが大きい。家でのリラックスタイムや就寝前の飲用シーンなど家庭内需要も大きいことからEコマースでも売れている」と説明する。
今後は「ポストコロナへと移行する中で、消費者の行動パターンやストレスポイントに注視し、さらなる成長を目指していく」と意欲をのぞかせる。
この記事に関連するニュース
-
大ブレイクの予兆 伊藤園「おいしく大豆イソフラボン 黒豆茶」 前期82%増、広告なしで絶好調
食品新聞 / 2024年7月26日 13時45分
-
Uber Eats Japan、コカ・コーラ ボトラーズジャパン、水分補給の促進で協業
PR TIMES / 2024年7月19日 14時45分
-
Uber Eats Japan、コカ・コーラ ボトラーズジャパン、水分補給の促進で協業
PR TIMES / 2024年7月19日 13時45分
-
43年続く「リアルゴールド」 データを駆使した日本コカ・コーラのリブランド戦略
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月6日 11時44分
-
Suicaで買うとポイント10倍に。JR横浜線・京浜東北線6駅に対象の自販機が追加。
東京バーゲンマニア / 2024年7月1日 7時1分
ランキング
-
1「みどりの窓口は減ったけど、便利になったね」は不可能か いや、やればできるはず
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月27日 7時30分
-
2英語ができない人はチンパンジー扱い…「日本人の米グーグル副社長」が31歳から英語を猛勉強し始めたワケ
プレジデントオンライン / 2024年7月28日 9時15分
-
3『秘密のケンミンSHOW』で圧倒的に登場回数が多い都道府県は?北海道でも、沖縄県でもない、納得のワケ【齋藤孝が解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月27日 8時0分
-
4ヨーカドーの商品7000点が最短30分で届く…ネットスーパー最大の欠点を解消した「鬼速のOniGo」のカラクリ
プレジデントオンライン / 2024年7月28日 8時15分
-
5激安スーパー激戦区に無料がいっぱいの街!住んだらお得な街を調査しました!
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月28日 15時2分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください