セブン‐イレブン、全店平均日販が創業以来初の70万円超え
食品新聞 / 2023年11月4日 12時16分
セブン&アイ・ホールディングスは、セブン-イレブン・ジャパン(SEJ)の上期(2月期)全店平均日販が創業以来初の70万円を超えたことを明らかにした。
SEJの既存店売上伸び率は1Q(3-5月)で4.9%増、2Q(6‐8月)で4.5%増となり、粗利率増減は1Qで0.4ポイント、2Qで0.2ポイント改善した。
この要因について、10月12日、決算説明会でセブン&アイ・ホールディングスの井阪隆一社長は「SEJの強みを生かした商品開発やフェアの販促による施策が奏功した」と説明する。
広告宣伝費とエネルギーコストの増加で販管費は増加したものの、売上好調でカバー。営業利益は前上期と比べて123億円増加した。
売上好調にはフェアなどを通じて加盟店との結束を強めたことが奏功した模様。加盟店利益についても7・8%増と着実に増加している。
「フェアなどを使いながらコストアップをうまく価格転換できる商品開発を展開してきた。客数は19年度比で見ると厳しい状況が続くが、お客様を引き付ける商品力とプロモーションがうまく噛み合って数字を伸ばしてきた」との見方を示す。
SEJは今年、前身のヨークセブン設立(1973年11月)から創業50周年を迎える。
好業績や50周年記念式典などを通じて社員・加盟店ともに士気が上がっていることにも期待を寄せる。
「(SEJの)永松社長のリーダーシップのもと非常に勢いを持って、商品開発や店舗オペレーション、加えて店舗開発も新しく人員を整えて来年以降増やしていく計画もある」と語る。
この記事に関連するニュース
-
セブン‐イレブンが「手巻おにぎり」で従来よりも手頃な価格の「うれしい値」商品を発売した訳
食品新聞 / 2024年7月28日 18時1分
-
コンビニ第1四半期 節約志向高まる中で善戦 アイス商品やPBで需要喚起
食品新聞 / 2024年7月28日 10時16分
-
ローソン、上場企業として有終の美 第1四半期に全店平均日販が過去最高を記録
食品新聞 / 2024年7月20日 19時46分
-
週刊コンビニエンスストアニュース ローソン、サンリブと「地域共生コンビニ」オープンへ!
ダイヤモンド・チェーンストア オンライン / 2024年7月17日 20時59分
-
ローソンついに非上場化…共同経営体制に移行する三菱商事・KDDIの狙いとその行先は?
集英社オンライン / 2024年7月17日 8時0分
ランキング
-
1「みどりの窓口は減ったけど、便利になったね」は不可能か いや、やればできるはず
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月27日 7時30分
-
2カスハラ被害、企業規模が大きいほど増加 最も被害が多い業界は?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月28日 8時10分
-
3『秘密のケンミンSHOW』で圧倒的に登場回数が多い都道府県は?北海道でも、沖縄県でもない、納得のワケ【齋藤孝が解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月27日 8時0分
-
4ヨーカドーの商品7000点が最短30分で届く…ネットスーパー最大の欠点を解消した「鬼速のOniGo」のカラクリ
プレジデントオンライン / 2024年7月28日 8時15分
-
5渋谷「三井住友銀行+スタバ」は異空間だった アプリ会員は無料でソファやテーブルが利用可
東洋経済オンライン / 2024年7月28日 10時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください