食物アレルギー講演会 保育者対象に大阪で ニッポンハム食の未来財団
食品新聞 / 2023年12月15日 15時29分
ニッポンハム食の未来財団は2日、大阪市のブリーゼタワーで、保育者を対象にした食物アレルギーセミナーを開催。会場84人のほか、オンラインで288人が参加した。
あいさつに立った井出弘理事長は「食物アレルギーの診療ガイドラインが改定され、考え方や対応の仕方が大きく変化している。昨年度、9年ぶりに公立小中高を対象に行われた調査では、食物アレルギーのある児童・生徒は52万7千人で前回より12万人増えた」と現状を説明。
食の未来財団・井出弘理事長「特に問題となっている誤食による発症は、思い込みや周りの理解が不十分なことから起こると言われる。すべての人が正しい知識を持ち、食物アレルギーを持つ人に接することが大切だと考える」と強調した。
講演では、同志社女子大学名誉教授の伊藤節子氏が、乳幼児の食物アレルギーに関する基礎知識を説明。京都市の保育園における実態を紹介しながら、「適切な指導を受けることが安全な食事につながる。ヒューマンエラーは起こり得るので、起こしにくい献立や原材料の選別などの工夫が大切だ」と述べた。
また、大阪はびきの医療センター小児科主任部長の亀田誠氏が、参加者とともにエピペンの実演を行った。座談会では参加者からエピペンの針の太さや、子どもの反応などについて質問があった。セミナーは一昨年の京都、昨年のつくばに続き今回が3回目となる。
この記事に関連するニュース
-
ニッポンハム食の未来財団 25年度研究助成を公募
食品新聞 / 2024年7月24日 10時14分
-
ニッポンハム食の未来財団 2025年度 研究助成の募集開始
PR TIMES / 2024年7月15日 1時40分
-
JTB旅連事業のセミナーでCAN EATが講師を担当。ホテル・旅館のアレルギー対応のコツと注意点を詳しく解説
PR TIMES / 2024年7月3日 13時45分
-
「アナフィラキシー」に備える注射薬を携帯する児童が増えている【クスリ社会を正しく暮らす】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月3日 9時26分
-
「第10回食物アレルギー対応食 料理コンテスト」レシピ募集開始のお知らせ
PR TIMES / 2024年7月1日 14時15分
ランキング
-
1「子どもが野菜を食べてくれない」悩みへの回答 科学的に正しい「野菜嫌いをなくす5つの方法」
東洋経済オンライン / 2024年7月27日 15時0分
-
2スズキ、コンパクトSUV「フロンクス」の最新情報を公開
財経新聞 / 2024年7月27日 16時36分
-
3G20、「デジタル課税」早期実現への決意示す…3会合ぶりに共同声明採択し閉幕
読売新聞 / 2024年7月27日 15時0分
-
4ホンダの「自動運転タクシーサービス」に衝撃! GMが自動運転専用車の開発凍結を発表!? 26年開始はどうなる?
くるまのニュース / 2024年7月27日 22時10分
-
5ファミマ、「カラフル靴下」が2000万足突破の衝撃 地味だった衣料品売り場を「主役級」に大改革
東洋経済オンライン / 2024年7月28日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)