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新ブランド「吉泉」 第1弾は地場食材で“ごはんのおとも” 付加価値訴求のEC専売商品 泉万醸造

食品新聞 / 2023年12月20日 11時57分

醸造・食品メーカーの泉万醸造(愛知県知多郡、吉田英一郎社長)は、市販用新ブランド「吉泉」の本格展開に乗り出した。10月末にECサイト(https://kissen.jp/)をオープン。第1弾として、地場産食材を使った“ごはんのおとも”3品を販売している。今後、品揃えの幅を広げ新たな成長の柱に育てていきたい考えだ。

「吉泉」は、外食・業務用向けの商品提案で培った素材や製法へのこだわりをベースに、高付加価値商品の提供を目指す新ブランド。21年8月、創業100周年を迎えたことを機に開発に着手。試作を重ねてきた。初回ラインアップは、『ごはんのおとも×知多半島の特産品×醸造品』をテーマにした「米と知多」シリーズ。知多半島産の知多牛、知多豚、親鶏を使用し、これに知多半島で醸造されたたまりしょうゆ(×知多牛)、豆みそ(×知多豚)、こいくちしょうゆ(×親鳥)をそれぞれ組み合わせた。

現在は、3種セット×2=計6食で税込7千560円、3種セット×1=3食で同3千780円など5パターンを用意。EC専売で、30代を中心に食へのこだわりが強いユーザー層に向けて訴求していく。

「吉泉」ブランドの売上目標としては5年で1億円をファーストステップに置く。今後は調味料やドレッシング、鍋つゆなどの投入を計画する。

同社は1921年創業。業務用のつゆ・たれ・ドレッシングやレトルト食品などのOEM受注が売上の約8割を占めるが、事業ポートフォリオの見直しを進める中でここ数年はNB商品の小売販売にも注力してきた。

新ブランド名に冠した吉泉工場は2016年に操業開始。19年には、本社工場とともに食品安全マネジメント協会が定めた食品安全管理規格「JFS―B規格」の適合証明書を取得している。

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