雪印メグミルク幌延工場 環境配慮型の新技術導入 CO2や廃棄物削減に貢献
食品新聞 / 2024年1月9日 9時41分
雪印メグミルクは、幌延工場(北海道幌延町)に新たな技術を導入し、「持続可能な廃棄物処理」「水素エネルギーの利活用・地産地消」に向けて取り組む。
2024年6月からグレンカル・テクノロジー(東京都千代田区)製のレドックスマスター乾燥機を導入。極低エネルギープラズマ式イオン・活性酸素等発生装置で生成されたイオンを照射して乾燥促進を行うため、乾燥に必要なエネルギーが少ないのが特徴。
排水処置設備から排出された余剰汚泥などを最小エネルギーで乾燥し、廃棄物の大幅な削減と乾燥した汚泥の肥料化を図る。導入後は廃棄物排出量年間約64%、CO2排出量年間約50%削減を見込む。今後は工場のバターおよび粉乳製造に使用するボイラ燃料に水素を利用する。水素と既存ボイラ燃料であるLNG(液化天然ガス)を混焼するボイラ設備を2025年下期に新設予定で、水素利用の技術的な蓄積を図るとともに、先述のレドックスマスター乾燥機の主熱源として使用することでCO2排出量をさらに抑制する。
エア・ウォーター(大阪市中央区)と戸田工業(広島市南区)が国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の採択を受けて実施する、水素社会構築技術開発事業「豊富町未利用天然ガスを活用した地域CO2フリー水素サプライチェーンの構築」に参画する。
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