トーホーグループ 東京で総合展示商談会 提案コーナーを4倍に拡大
食品新聞 / 2024年1月24日 14時55分
トーホーフードサービスが主催するグループ総合展示商談会の東京会場が17日に東京ビッグサイト南1ホールで開催され、107メーカーが出展、外食産業関係者ら約1千800人が来場し盛況だった。今回は会場を変更して展示スペースを拡大。自社のオリジナルコーナーを従来比4倍に広げるなど、ユーザーの課題解決の一助となり得る提案を充実させた。
メーンテーマは「&FOOD ~食と共に~」。キーワードは「効率化」「トレンド」「新発見」「付加価値」とした。総小間数は243小間(うちトーホー110小間、メーカー133小間)、案内商品は約5千品目(うちメーカー4千500品目、トーホー500品目)。
トーホーの古賀裕之社長グループのオリジナルコーナーでは、営業部門の提案はスイーツで自分好みが楽しめる「カスタムクレープ」などの新たな提供方法、レストラン向けに前菜からメーンまで付加価値あるメニュー訴求、中食向けに韓国を中心に好調なアジアン総菜などを紹介した。
商品戦略本部の提案コーナーは、畜産素材では人手不足を背景に時短・簡便に資するローストビーフやタレ付き焼き鳥串、水産素材では「BAP」認証取得の白身魚フィーレと海老フライ(新商品)、「ASC」認証品の佐渡島境港サーモンフィーレなどサステナブルシーフードを大々的に展開した。
またオリジナルブランド「EAST BEE」をはじめ独自商品約100アイテムをコーナー化。過去最大の約42小間を使って時短・簡便性・汎用性などの特長を備えた商品群を訴求した。
一方、トーホーの古賀裕之社長が近況と展望についてコメント。「今期は第8次中期経営計画の最終年度にあたるが、第3四半期(2~10月)までの業績は売上高、営業利益とも過去最高で推移。次の中計も良いスタートを切れるように展示商談会で弾みをつけたい。さらなる成長を目指すには市場のニーズに即した商品を揃えることが不可欠。当社のPB比率は現在10%弱だが、近いうちに12%程度まで引き上げたい」など語った。
なお、同社グループのPBは約500アイテム(コーヒー除く)。今期はチャネル別でホテル向けの需要が大幅増となっており、特に朝食ビュッフェは今後も成長が見込まれるため注力する方針。
同商談会は、東京会場を皮切りに、4月までに福岡、熊本、岡山、名古屋、大阪、神戸と全国7会場で実施する。
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