2千品の冷凍売場を提案 日本アクセス西日本フードコンベンション
食品新聞 / 2024年1月31日 11時34分
日本アクセスは1月25、26日の両日、インテックス大阪にて「西日本春季フードコンベンション24」を開催した。出展者数は約550社で、内訳はドライ118、菓子44、アイス24、冷凍食品73、和日配75、洋日配69、乳製品16、生鮮19、業務用デリカ114。入場者数は2日間で約7千400人となった。
開催テーマは「変革と挑戦」。昨年に設立30周年を迎え、22年度からは第8次中期経営計画がスタート。環境変化でコストアップ要素は多いものの、人流回復やインバウンドが増え、また低価格志向のなかでも機能や付加価値があるものは売れる消費の多様化が進んでいる。こうした消費者の購買行動に合わせて独自のビジネスモデルを作り、スピードを意識した変革と挑戦に挑む、その姿勢を具現化した。
会場入り口にはこれまでマーケティング部によるトレンド予測ブースを設けていたが、今回はトレンド予測、リテールソリューション、情報卸と3つを並べた。「予測だけでなく課題解決、機能提案までつなげていくことが、変革と挑戦の実践をするまさに一丁目一番地。各ブースでも変わったと思ってもらえるように工夫を凝らしている」(淵之上明生執行役員商品統括・マーケティング管掌)。
西日本独自の企画では「フローズンマーケット」と題して、家庭用冷凍食品、アイス、業務用冷凍食品、冷凍畜産、冷凍水産、冷凍農産を幅広く2千SKU、1千尺以上の規模で展示した。商品カテゴリー軸による提案に加えて、売場提案の二軸で展開。前者では知名度は低いがこだわりの逸品を並べ、後者では家庭用冷凍食品の売場提案のみならず、生鮮などの冷凍什器拡大にも対応した売場を提案した。
「基本的には全国的にメジャーでない商品を揃えた。小売店が展開される場合、これにNBメーカーを加えれば、もっと広くカバーしてもらえる」(同)。
このほか「関西うまいもの市」では、万博開催によって関西エリアの注目度が高まることに合わせて、近畿2府4県の地域色、魅力ある商品をドライ、チルドを中心に集めた。コナモンの聖地・関西の味わいを本場の味で提案したほか、大阪・鶴橋のキムチや冷麺、兵庫・長田のぼっかけの素、和歌山県の特産品の梅干しの総合提案などを行った。
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