ピエトロ 発芽大豆ミート「ソイクル」とコラボ 包括連携協定を締結
食品新聞 / 2024年2月2日 12時27分
ピエトロ(本社・福岡市、高橋泰行社長)は1月25日、福岡市のピエトロビルで発芽大豆を使用した大豆ミートブランド「Soycle(ソイクル)」を企画・販売する上向き(本社・福岡市、白坂大作代表取締役)との間で包括連携協定を締結。同日から両社初のコラボ商品「ピエトロ×Soycle 畑生まれのボロネーゼ」の発売をECサイトやピエトロレストラン、一部小売店で販売している。
近年は大豆ミートが健康的な食材であると同時に、地球にやさしい食材として注目されていることから商品やメニューで「おいしさ」の探求を続けているピエトロと「新しい食文化の提案=おいしい選択肢を提供する」上向き両社の企業理念が合致し、包括連携協定を締結することになった。
ピエトロの高橋社長は「当社では環境への負荷が抑えられるだけでなく、肉類に匹敵するほどの良質なたんぱく源を含む大豆を使った商品の開発をこれまでも模索していた。上向きさまのSoycleは大変美味しくかつ環境に配慮し、地球の食糧事情を解決できる可能性につながる商品。海外市場を含めて大豆ミートの需要を十分に見込めると確信し両社間での取り組み強化を図るべく、包括連携協定を締結させていただいた」とあいさつ。
「ピエトロ×Soycle 畑生まれのボロネーゼ」上向きの白坂代表取締役は「子どもの病気をきっかけに起業し地球にやさしく、消費者に健康をお届けできる商品の開発を続けてきた。当社のSoycleは発芽大豆を丸ごと使用し、うま味や栄養価を引き上げている。また高オレイン酸大豆を使用し大豆特有の青臭さを抑制しているのが特長。『福岡から世界へ。おいしいをボーダレスに。』との思いを込めて、ピエトロさまと力を合わせて大豆ミート商品の普及や商品開発に注力していきたい」と謝辞を述べた。
なお、今回の「ピエトロ×Soycle 畑生まれのボロネーゼ」の発売を機に、半年間で大豆ミートを使用した新商品を2~3品上市する予定。さらに今後は国内市場をはじめアメリカやアジアなどでの輸出や販路拡大を進める意向だ。
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