「FOODEX JAPAN2024」3月5~8日、東京ビッグサイト 海外ブース最大規模のイタリア館、四季折々の食材を多彩に
食品新聞 / 2024年2月21日 12時11分
アジア最大級の国際食品・飲料総合展示会「FOODEX JAPAN2024」が3月5~8日、東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で開催される。世界68か国・地域が参加する海外パビリオンの中でも、「イタリア館」は最大規模を誇る。昨年よりスペースをさらに拡大し、約190もの現地企業が出展、自慢の製品をアピールする。
近年のトレンドに沿ったラインアップが充実。イタリアを代表するオリーブオイル、ワイン、パスタ、チーズなどの食材についても、オーガニックやグルテンフリーの商材が増えている。また、バルサミコやトリュフ加工品、パネットーネ、ティラミスキット、クラフトビール、クラフトジン、水産加工品、冷凍ピッツァなどバラエティの豊富さも見どころの一つ。
イタリア大使館貿易促進部は「イタリア料理は23年3月にユネスコ世界無形文化遺産に登録申請された。その一端を紹介する場として、イタリア館内に特設コーナーも用意した」と話す。
毎年好評の各種特設コーナーも充実させた。
「キッチンデモンストレーション」では、著名なシェフが続々登場。「四季折々にイタリア食材~美味しく食べてすこやかに」をテーマに、体に優しいイタリア料理の数々を実演と試食を交えて多彩に紹介する。
昨年のチーズ特設コーナー人気の「イタリア産チーズ特設コーナー」は、同国の代表的な約20種類のチーズを展示。数量限定で試食を用意し、5日にモッツァレラSTG、6日にブッターラ、7日にグラーナ・パダーノDOP、8日にゴルゴンゾーラDOPなどを提供。またNPO法人チーズプロフェッショナル協会の本間るみ子名誉会長が専属プレゼンターとして常駐。イタリア産チーズの多彩な魅力を伝える。
「Blockchain TrackITコーナー」では、イタリア貿易振興機構が推進しているプロジェクトをPR。「Made in Italy」トレーサビリティを確立する一環で、ブロックチェーン技術を用いて製品、製造過程に関する情報を記録、イタリア企業に提供している。同国製品への信頼を高めることが目的で、FOODEXではプロジェクトに参加する企業を紹介。
「カフェコーナー」は、イタリア産エスプレッソの魅力を訴求。おいしさと奥深さの秘密に迫り、豆の違いをバリスタの技とともに楽しめる。
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