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名古屋のイオン今池店 老朽化で閉店 今後は未定

食品新聞 / 2024年3月4日 10時39分

イオンリテール東海カンパニーが現在運営する最古の店舗「イオン今池店」が2月29日、営業最終日を迎え、多くの来店客に見送られ54年の歴史に幕を閉じた。

店舗は名古屋市千種区で1969年、ダイエー今池店として誕生し、2015年にイオン今池店に屋号を変更した。都心部にありながら近隣には提携の大型駐車場があり、幅広い層の利用者がいる人気店だった。一方、開業から54年で施設の老朽化が目立ったうえ、限られた店舗スペースでエスカレーターは上りしか設備されていないなどサービス面が行き届かない課題があった。簡単な改装では改善は難しいと判断し閉店に踏み切った。

最終日の店内では、54年の歴史をつづる写真パネルや来店客から寄せられたメッセージを掲示。営業終了を知った近隣住民らが食品レジで長い行列を作った。

閉店後に行われたセレモニーでは、泰山亨店長が「今ではイオンの中で最も歴史の古い店舗となった。54年間、この地で営業させていただいたのは、地域の皆さまのご支援の賜物と痛感している。私も名古屋出身で、学生のころ今池店を利用していた。とても思い入れのある店舗で、今回一時休業となるのは寂しい気持ちでいっぱいです。皆さまにはここでの思い出を心のどこかに留めていただければ、従業員一同この上ない幸せです」とあいさつした。

イオンリテールでは、老朽化に伴い施設は取り壊す予定だが、その後の活用については未定。

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