共栄 5年ぶりの春展示会 玉置社長「商品への興味促す」
食品新聞 / 2024年3月20日 16時0分
共栄は12日、和歌山ビッグ愛(和歌山市)で展示会を開いた。春の開催は5年ぶり。メーカー80社が出展、得意先約90人が来場した。
入口の企画コーナーでは新製品を中心に、メーカーいち押しの商品を並べた。隣の試食ブースでは五木食品が今月発売した「香る冷し麺」を提供。「冷やし中華は多いが、冷やしラーメンとしても食べられる。食シーンを広げたい」(時田豊大阪支店長)。
和歌山の海苔メーカー・北畑海苔店は、ロングセラーの味付海苔「パリっ子ゴールド」を用意。通常はギフトで使われる1、2等の原料を使用する。「地元の商品として自慢できる『プレミア和歌山』の認証を受けた。口どけや香りの違いを感じてもらいたい」(営業部)と話していた。
◇ ◇
玉置宗克社長(共栄)玉置社長に展示会や近況について聞いた。
最近はニュースなどで食品が取り上げられる機会が少ないように感じる。それだけに、こうした展示会の場で、いかに商品に興味を持ってもらうかが大事。「面白そう」「売ってみたい」と思われるよう、しっかりとアピールしてもらいたい。
今期の売上は2月まで前年比95%。年明け以降、定番商品の動きが鈍い。暖冬や天候の影響もあるが、この展示会をきっかけに(決算期の)5月末までに計画を達成したい。
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