PBFらしくないPBF 伝統食材おからとコンニャク使用 Deats
食品新聞 / 2024年4月2日 8時13分
ディーツフードプランニング株式会社(東京都渋谷区 代表取締役 大川訓弘)は、独自の無臭技術と食感コントロールを用いて複数のPBF(植物性食品)商品を開発している。主原料には日本の伝統食材である、おからとコンニャクを使用しており、マックスバリュ関東など食品スーパー、業務ルートでもANAビジネスクラス機内食、羽田・成田空港国際線ANA SUITE LOUNGEや都内飲食店などに商品を提供している。
Foodex Japan2024にも出展し、複数の商品を試食提案した。「ソースカツ」は、トンカツとミートコロッケの中間的な味覚だが、PBF特有の風味がなく、柔らかく口の中で容易に溶けるので「植物性食品(PBF)」を食べている実感がないと、来場者に好評を得た。
同社代表の大川氏は奈良県出身。地元の吉野で精進料理に触れた経験が「Deats」誕生の理由の一つだという。「おから」も「こんにゃく」も起源は諸説あるが、日本固有の伝統食材と認知されている食品。この商品特性は海外進出へのアピールポイントになる。
フリッター/エビチリ/タンドリーチキンなどの業務用商品群(Foodex Japam2024にて)また、ブランド名「Deats」は当社の造語で、社名にも使用している。おから(=食糧残渣)とコンニャク由来の同商品は、食物繊維(Dietary fiber)を豊富に含んでおり、Dietary fiber / eat / slim & stylishの頭文字をとって命名された。
原料のおからは国内豆腐関連企業など複数から調達した食糧残渣を使用しており、食品ロスの軽減に繋がる。また同商品はこんにゃく粉から水溶性食物繊維を、おからから不溶性食物繊維を摂取できる。「現代風にイノベーションされた伝統食品」とも言えそうだ。
食感の良さや柔らかさ、素材本来が持つ健康面の特性は、学校給食や高齢者向け介護食などでのメニュー化に適している。また食品原料としても今後ビジネスチャンスが増えそうだ。国内、海外を含め販路の拡大に期待したい。
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