CGC合同商談会 入口に「備災」コーナー 危機意識の向上促す
食品新聞 / 2024年4月24日 9時56分
CGCグループは4月10・11日の2日間、東京ビッグサイトの西3・4ホールで「2024CGC合同商談会」を開催。入口最寄りに「備災」コーナーを配置し、危機意識の向上を図った。
合同商談会は、大きく政策コーナーと商品コーナーに分けてレイアウトした。入口側に政策コーナーを配置し、その冒頭に備災の展示を設けた。
CGCグループでは、元日の能登半島地震により、アルビス七尾店など加盟企業の一部店舗が被災。しかし、それら被災店舗も営業を継続するなどして、被災地域の暮らしを支えている。備災では、被災店舗が地域を支えた様子を写真とともにパネルで紹介。50周年記念でリニューアルした「備災マニュアル」も展示したほか、保険加入など「最優先で備えて欲しい4つのこと」も掲示。今後30年以内に発生しうる巨大地震が複数あるとして、来場者に危機意識を高めるよう促した。
政策コーナーでは、備災のほか商品・組織・環境・販売・CSV・教育・インフラの7テーマについて今期のグループ活動を紹介。環境については、PB商品の8割を環境対応とした実績や、賞味期限延長アイテムの増加推移、包装資材削減の状況を説明。生産性向上の取り組みとして、パレット物流やリターナブル・パレット・コンテナの活用などを伝えた。
続く商品コーナーでは、BIG対策として大容量の「断然お得」シリーズを提案したほか、直輸入品やCGC限定のNB品など差別化につながる商品を展示。縦陳列のサンプル売場を設け、売場効率を高めるヒントも提供された。
「ストアサプライ」ブースでは水害時に活躍する止水板など防災アイテムが展示されたほか、防災食の展示も多数あり、防災意識の高まりに対応した展示も見られた。
前年比22%増の8414人が来場したCGCグループは24年4月時点で加盟企業206社、加盟店舗4千436店、グループ総年商5兆540億円。昨年10月に発足50周年を迎えた。今年は「地域と未来を笑顔に」をテーマに据える。
シジシージャパンの23年2月期の部門別構成比は、青果2.5%、食肉9.5%、水産5.6%、惣菜デリカ4.3%、洋日配9.3%、和日配4.6%、冷食5.4%、食品24.4%、菓子7.9%、酒販8.3%、雑貨2.8%、大販12.2%、その他(米穀・鶏卵、ストアサプライ、販促)3.1%。
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