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ヤオコー武蔵浦和店 埼玉県内100店舗目 内装デザインにもこだわり

食品新聞 / 2024年5月22日 14時55分

ヤオコーは5月15日、埼玉県内100店舗目となる「ヤオコー武蔵浦和店」をオープンした。JR武蔵浦和駅前直結の高層マンション併設のショッピングセンター「the market Place武蔵浦和」の核テナントとして出店。天井が高く、通りに面した壁面は上部の大きな窓から外光をふんだんに取り入れたデザインの店舗となった。

「ヤオコー武蔵浦和店」の店舗面積は約640坪。標準店タイプの店舗サイズだが、内装デザインが特長的。「商・住・職」一体型の複合型施設として野村不動産、JR東日本都市開発と10年前から開発に取り組んできたプロジェクトで、「当社がベンチマークとしてきた米国ホールフーズやウェグマンズ、カナダのロブローズをイメージし、ヤオコーの店舗を長く担当してきたデザイナーがデザインした」(同社)。

店内は吹き抜けのような高い天井と壁面の大きな窓から外光が降り注ぎ、中2階にはイートインスペースとキッズスペースを配置し、店内を見渡すことができる。「他店への横展開は考えていない」が、大規模施設入居のスーパーマーケットの最新デザインとしても注目されそうだ。

ターミナル駅隣接の店舗として、ストアコンセプトには「美味しさ・楽しさを変化で伝え、豊かな食生活を届けよう~常に発見と驚きがあり、毎日来たくなるお店づくり」を設定。日中と夕方、平日と週末というそれぞれのニーズに対応したメリハリのあるMDを推進する。

初年度年商は26億円(予定)。総SKUは1万2千900(うち生鮮1千40、デリカ350)。部門別売上構成比は生鮮34%、デリカ20%、グロサリー46%を計画する。

精肉では黒毛和牛のステーキや自社製造のローストビーフなどを展開。水産売場は、こだわりの生まぐろなど旬の鮮魚の提案を強化。水産部門製造の「魚屋の鮨」や「漬魚」、デリカでは健康に気遣った玄米ごはんのおにぎりや弁当(幸玄米)、「CREATIVEy’s DELI」の冷惣菜や惣菜パン、手作りスイーツ「ピノ」のわらび餅など、新商品の導入も目立った。

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