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ガムは一定のリズムで噛み続けられる唯一の食品 ロッテが初の野球教室 里崎智也さん招きスポーツに関する“噛む”効果を啓発

食品新聞 / 2024年5月24日 22時7分

 ロッテは5月19日、(株)LOCOKとの協業で「LOCOKウェルネスガーデン品川御殿山」(東京都品川区)で、小学生1~4年生20人を対象にした初の野球教室&トークショーを開催し、スポーツにおけるガムを噛むことの効果を啓発した。

 2018年11月に設立した「噛むこと研究部」の取り組みの一環。

 噛むこと研究部では、噛むことが、脳や心、身体にどのような影響を与えているかを明らかにすることを目的に活動し研究成果をリリースなどで発信している。

 野球教室に先立ち、ロッテの似内(にたない)裕一コーポレートコミュニケーション部部長は「ガムというのは一定のリズムで噛み続けられる唯一の食品」と噛むトレーニングにガムが好適であることに触れた上で、噛むこと研究部が監修したガムを使った口周りのトレーニングを紹介した。

ガムを使った口周りのトレーニングなどを紹介するロッテの似内(にたない)裕一コーポレートコミュニケーション部部長

 これは実際にアスリートが実践しているもので、以下の3つがポイントとなる。

 ――背筋を伸ばし足をしっかり地面につける。(背筋を伸ばすことで、脳への刺激が高まり、唾液がしっかり出ることに加え、足を地面につけることでしっかり噛みしめられるため、咀嚼効率が向上する)

 ――口を閉じたまま左右均等に噛む。(口をしっかり閉じて噛むことで、口を閉じる筋肉の運動になる。また、左右均等に噛むことによって舌を左右に動かすため、舌の筋肉の運動にもつながる)

 ――自分のペースでリズムよく噛む。(リズムよく噛むことで、“幸せホルモン”と呼ばれるセロトニンが増加する。日常的に行うことで、自律神経バランスを整え、精神の安定につながる)

野球教室は小学生1~4年生20人を対象にした実施した。中央奥は東京歯科大学口腔健康科学講座スポーツ歯学研究室客員教授の武田友孝氏

 野球教室では、元・千葉ロッテマリーンズで野球解説者の里崎智也さんが講師役を務め、“投げる・打つ”を親身に指導。
 投げるでは、両腕を上げて、投げない腕の手先のほうへ投げると真っすぐ投げられることを伝え、バッティングでは下半身を強くすべく両足の親指に力を入れることを伝えた。

 野球におけるガムの効果について、東京歯科大学口腔健康科学講座スポーツ歯学研究室客員教授の武田友孝氏は「緊張をほぐしリラックスでき、集中力が高まる」と説明。

 日常生活においては、柔らかい食材が増え噛む回数が減っている傾向にあるとし、子どもに与える食事には固めの食材を意識して取り入れることを推奨した。

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