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三和酒類のワイナリーに総理大臣賞 地域振興と緑化活動への貢献評価

食品新聞 / 2024年5月29日 10時30分

三和酒類(本社・大分県宇佐市、西和紀社長)が運営する安心院葡萄酒工房(大分県宇佐市、古屋浩二工房長)は「令和6年緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰」を受賞した。

そこで5月16日、三和酒類の西社長と安心院葡萄酒工房の古屋工房長は大分県庁(佐藤樹一郎知事)を表敬訪問し、今回の賞受賞についての報告を行った。

「緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰」は緑化推進運動の実施について顕著な功績のあった個人または団体に対して関係省庁からの推薦に基づき、内閣総理大臣が表彰する賞。

安心院葡萄酒工房は2001年(平成13年)の開設時から「杜の中のワイナリー」をコンセプトに、周辺の環境と調和した樹木を植えるなど敷地内に豊かな緑を整備。緑地を生かして地域に根ざした活動を展開している。

さらにブドウの収穫体験を含めたワインの製造・販売の一連の工程を学ぶ教室を開催するなどワイン造りを通じた地域振興に寄与しているほか、地域の気候風土を生かした6次産業化を学ぶ機会を提供。緑化意識の醸成に貢献している取り組みが高く評価された。

「今後も環境に配慮した緑化活動に積極的に取り組み、人と人、人と自然との関係を豊かにしていくことを目指していく」(三和酒類)としている。

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