ローソン新業態店舗のイメージとは? 「ローソン・タウン」も構想 竹増貞信社長が語る
食品新聞 / 2024年6月3日 14時47分
ローソンの竹増貞信社長は2025年6月14日の創業50周年までに1号店の出店を予定している新業態店舗に触れ「〈私たちは“みんなと暮らすマチ”を幸せにします。〉の企業理念に即した大きな目標に向かっている。グーグル・アップル・アマゾンなどに並ぶリアル発のリアルテックコンビニエンスを目指す」と意欲をのぞかせる。
竹増社長の新業態店舗のイメージは次の通り。
ーー店内厨房:調理ロボットが地の嗜好や当日の気温・湿度などに合わせて、その日その場所で1番おいしい料理を提供。
ーーいつでも綺麗なトイレ:フタがなくボタンを押せば丸ごと自動洗浄・乾燥可能。
ーー納品:自動陳列マシンにより商品がレール上を流れて所定の位置に到着。そこから陳列ロボットが賞味期限などを見極めながら自動で棚卸や商品仕分け売れ行きに合わせた陳列を行う。
ーーリモート「よろず相談」:アバターによる接客でセルフレジの使い方や案内にとどまらず、OTC医薬品の販売、介護相談、車の相談など様々な相談を受け付ける。
新業態店舗を中核に、ローソンが将来的に目指すのは年代問わずすべての人にとっての便利を叶える「ローソン・タウン」の街づくり。
ローソン・タウンのイメージ「僕らが目指すのは、グローバルリアルテックコンビニエンス。社会課題を解決するローソン流の街づくりへのチャレンジを『チャレンジ2030年』でやっていきたい。リアルなコンビニで成長してきたわれわれにテックを加えることで、企業自体を本格的にトランスフォームし、加盟店と一緒になってみんなと暮らすマチを幸せにしていく」との考えを示す。
メタバース・オンラインサービス・AI予測・ドローン配送・自動運転・働くロボットなどを組み合わせることで、社会課題を解決しながら幸せな街づくりを実現する。
中長期的な目標として、全国各地のニュータウンのリノベーションを構想している。竹増社長はローソンが向き合うべき社会課題の一つに少子高齢化を挙げる。
「50年、60年経過したニュータウンに住んでいる方々は超高齢化している。ここを、若者が住みたい街にリノベーションする。1階に高齢の方々が住み、上の階には若い方々が住む。ローソン、無印良品、成城石井、映画館が入り、老人ホームや保育園、ローソンファームもある。街には自動運転バスやドローンが行き交い、人々のリアルで温かい交流がある」との青写真を描く。
この記事に関連するニュース
-
【ローソン×魁力屋】ラーメン魁力屋監修商品!夏季限定「冷やし醤油らーめん」が6月18日(火)~新発売!
PR TIMES / 2024年6月18日 18時45分
-
コンビニの〝常識〟が覆る? ミニストップの30秒ホットドッグに見る「店内調理」の可能性
東スポWEB / 2024年5月30日 18時21分
-
コンビニ「再」成長へ本腰、重い期待背負う新規事業の行方は?
ダイヤモンド・チェーンストア オンライン / 2024年5月26日 19時55分
-
草なぎ剛、中学時代の“香取慎吾との猛特訓”を明かす…「これからもずっと側にいてほしい」
ORICON NEWS / 2024年5月24日 17時35分
-
ローソン KDDIが経営参画で新展開 リアルテックコンビニを加速
食品新聞 / 2024年5月24日 11時24分
ランキング
-
1円安によって多くの日本人は再び豊かになる 今の円安に対して過剰に反応してはいけない
東洋経済オンライン / 2024年6月21日 9時30分
-
2認証不正問題、本当に悪いのは国交省とトヨタのどちらなのか…欧米で使われる「アンフェア」の本当の意味
プレジデントオンライン / 2024年6月21日 16時15分
-
3農林中央金庫、巨額赤字を謝罪 総代会で、農家影響「想定せず」
共同通信 / 2024年6月21日 12時42分
-
4不当な減額、発注元800社=建設や自動車など―経産省の下請け調査
時事通信 / 2024年6月21日 19時31分
-
5ついにLINEペイも撤退、瓦解するLINEの金融事業 LINEが描いてきた「経済圏」は画餅に終わるか
東洋経済オンライン / 2024年6月21日 8時20分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください