湖池屋、中部エリアに初の生産拠点 「湖池屋の未来を担う重要拠点」と佐藤章社長 岐阜県食材を用いた商品開発も予定
食品新聞 / 2024年6月4日 21時30分
湖池屋は、中部エリアに湖池屋として初めての生産拠点「湖池屋 中部工場」(岐阜県海津市)を新設する。
着工予定時期は2024年9月、竣工予定時期は25年8月。
中部工場は、関東工場(第一・第二・第三)、京都工場、シレラ富良野工場、九州阿蘇工場に続く5地域目の生産拠点となる。
現在、中部エリアへは関東工場や京都工場からの商品輸送が求められている。中部工場の設立により、これらの商品輸送と輸送トラックが排出するCO2を削減する。
5月14日、佐藤章社長は「湖池屋の未来を担う重要拠点として、日本の“へそ”に工場をつくる。物流量削減や生産キャパシティの大幅に加えて、新市場創造型商品の生産拠点にしていく」と語る。
新市場創造型商品とは、間食・分食需要に対応するスナック菓子の領域を超える新商品となる。
岐阜県にある食材を用いた商品開発も予定する。
具体的には「知事(古田肇岐阜県知事)から飛騨牛を力強くお勧めいただいた。岐阜県の地元の方たち以外もファンが多いとお聞きし、飛騨牛を何度も食べて研究を始めたところ」という。
ファンづくりの一環としては、九州阿蘇工場で行っている製造ライン見学とマイポテチ作り体験ができるガイド付きツアー「湖池屋GOGO!ファクトリー」の併設も計画する。
中部エリアでの雇用創出や岐阜県・海津市と連携した地域貢献活動にも取り組む。
製造ラインには、湖池屋として初導入の設備を組み合わせた新たなライン構成により、じゃがいもの芽や異物の混入を削減。DX化やAI技術の活用などを通じて省人化も図る。
環境負荷軽減の取り組みとしては、太陽光パネルを導入してCO2排出量を削減。削減量は年間約300トンを見込む。
中部工場の建設費は約100億円。敷地面積は約2万9000㎡、建築面積は約7700㎡。
この記事に関連するニュース
-
TESSグループ、株式会社湖池屋様 九州阿蘇工場向けにオンサイトPPAによる再生可能エネルギー電気の供給を開始(余剰FIP活用)
PR TIMES / 2024年6月27日 12時15分
-
紙カップ等の製品を扱う株式会社日本デキシー、東京九州フェリーを活用した海上輸送の取り組みを開始
PR TIMES / 2024年6月21日 13時45分
-
プレス周辺装置製造拠点、伊勢原鈴川事業所を拡張・強化
PR TIMES / 2024年6月19日 18時15分
-
岐阜工場に粉ミルクの新工場 稼働・出荷開始
PR TIMES / 2024年6月17日 13時45分
-
湖池屋“究極のポテチ”が好調 まずは「安さ」からの決別、その後どうなった?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年6月11日 6時0分
ランキング
-
1バナナ・パイン・マンゴーが… 軒並み値上がりの“ワケ” 試す人が増えている国産バナナとは…!【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月3日 21時19分
-
2ローソン、7月24日上場廃止 KDDIとポイント経済圏の拡大などを目指す
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月3日 17時46分
-
3メルカリの「単発バイトアプリ」利用者伸ばす世相 「何が利点なのか」利用者と店舗の声を聞いた
東洋経済オンライン / 2024年7月3日 13時30分
-
4auカブコム証券、顧客に二重で入金…返金を求める方針
読売新聞 / 2024年7月3日 19時16分
-
5「新札ゲットできました」新紙幣求め銀行やATMに行列 導入の狙いは「偽造防止の強化」と「使いやすさ向上」 1万円札は渋沢栄一 5000円札は津田梅子 1000円札は北里柴三郎
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月3日 12時8分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください