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〈東大和・ハーレム男〉結婚回数は12回。ヒモ生活を謳歌していた渋谷容疑者(72)の”洗脳の秘密“と”9人目の渋谷の謎“とは。裁判で「女性たちには実家に戻ってもらって自分は1人で生活する」と語っていたはずが

集英社オンライン / 2023年2月8日 22時19分

17年ぶり2度目、74歳の性獣がまたしてもお縄となった。事実上の一夫多妻制をしいてきた渋谷博仁容疑者(74)が、20歳未満の女性への準強制性交未遂容疑で逮捕。この男の性欲と生命欲はどこから湧いてくるのか。過去の発言から解き明かす。

74歳でも衰えぬ性欲と生命欲

なぜ、そんなにモテるのか。久々に目にしたスキンヘッドの魔怪人は74歳にして未だ“現役”だった。

17年ぶりに警視庁がお縄にした東京都東大和市の「元占い師」にして「ヒモ」の達人、渋谷博仁容疑者。任意同行をかけにきた捜査員を熊よけスプレーで退治しようとした威勢のよさにとどまらず、20歳に満たない女性への準強制性交未遂容疑というから、その精力、生命力は驚愕ですらある。



奇妙な一夫多妻同居生活を続ける女性たちや、子供か孫かもわからない小学生の同居人も含め、常人では想像の及ばない渋谷ワールドを、過去記事も引用しながら解きほぐしてみよう。

警視庁の捜査員が2月7日に訪れた博仁容疑者の自宅は、かつて11人の女性と同居していた当時と変わらないばかりか、その頃とほとんど同じとみられる女性たち9人が今も“妻”として暮らしていた。そこには小学生とみられる男児と女児が1人ずつ。

登記簿謄本などによると、1995年に博仁容疑者が約191平方メートルの宅地を購入し、木造3階建て住宅を新築したが、2004年までに女性8人に贈与し、共有財産となっていた。

“妻”たちに贈与された渋谷容疑者の家

いずれも「渋谷」姓で結婚や離婚を繰り返しては名字の変更をし、全員が現在も同居しているとみられる。さらにそのうちの1人、今回の準強制性交未遂容疑の共犯で逮捕された「元妻」の渋谷千秋容疑者(43)の持ち分の一部が、2012年に9人目の「渋谷」姓の女性とみられる人物に移転していた。

17年前の逮捕時に博仁容疑者が裁判で語っていたこと

17年前の事件では同居女性の知人を集団生活に引き込もうとして失敗、脅迫と強要未遂の罪に問われ、2006年5月、東京地裁八王子支部で懲役1年6月、執行猶予4年の判決を受けた。

この裁判で博仁被告は起訴状の内容を全て認めており、検察側の冒頭陳述によれば、2000年2月から、占い師の女性アシスタント募集名目で集めた3人と共同生活を始め、生活費を稼がせていた。

さらに、女性に友人らを連れてくるよう指示。部屋を暗くし、マントやとがった帽子姿で恐怖心をあおり、最終的に計11人の女性と同居するようになった。

渋谷容疑者は2006年の公判で「最初はジェットコースターで急降下させるように脅かして、その後はお化け屋敷のように脅かしながら逃げられないようにした」「子供のころにテレビで見たディズニーの番組で、気持ちを紛らすことができた。そんな世界を作りたかった」と供述している。

ただし、逮捕後は刑の執行を猶予してもらう「条件」として「女性たちには実家に戻ってもらって、自分は1人で生活する」などと表明、裁判長も「反省の弁の通り生活するように」と説諭していたのだが……。

反省していなかった? 渋谷博仁容疑者

魔怪人の「反省」が長続きしなかったのか、「虜」になった女性たちが言うことを聞かなかったのかどうかは定かではないが、要するにこの「ハーレム生活」は何一つ変わることなく存続していたのである。

実際、判決から1年余り経った2007年8月の週刊誌「フライデー」(07年8月17日号)で、彼はこんな発言をしていた。

「いまも10人の女性と一緒に暮らしています。昨年1月に私が逮捕される前に『騒ぎになるから実家に帰ったら?』と彼女たちを説得したんです。でも釈放されたその年の5月下旬には、一度出て行った女性たちも『やっぱり居心地がいい』とみんな戻ってきてしまいました。まったく、私みたいなオジサンのどこがいいんでしょうねぇ」

東大和警察署

「現在も、私との結婚を望んだ26歳の女性と籍を入れています。彼女との間には2歳になる女の子がいるんです。これまでに、彼女たちのご家族が押しかけてきたこともあります。私は何の邪魔立てもしません。それで実家に引き取られた女性もいますが、多くはまた戻ってくるんです」

「セックスはしていますよ。男なら当然でしょう。フフフ。週にどれくらいの回数かは、彼女たちのプライバシーに関わるので教えられません。<中略>ただ私も年です。昨年末には、心筋梗塞で倒れ2度手術しました。これからは静かに暮らしていこうと思います」

74歳にして10代女性と…

それから15年余。魔怪人は未だ現役バリバリだったのだ。

「15年前のフライデーの記事中にある『26歳の女性』が今回逮捕された渋谷千秋容疑者で、2人のあいだにできた娘が贈与を受けた“9人目の渋谷”ということになりますね。今回の事件では千秋容疑者のアルバイト先の同僚の10代女性に対する準強制性交未遂容疑ですから、『成否』は別にして博仁容疑者としてはヤル気満々だったのは間違いないでしょう。たまげたとしか言いようがありませんわ」(社会部記者)

渋谷博仁容疑者の自宅前

はたして主人不在となった「ハーレムの館」は今後も存続されるのか。近隣に害を及ぼさないのであれば、心配するだけ無駄なような気もするが……。


※「集英社オンライン」では、今回の事件について、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。
メールアドレス:
shueisha.online.news@gmail.com

Twitter
@shuon_news

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

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