『無防備都市』『自転車泥棒』『道』『8 1/2』『情事』『山猫』『荒野の用心棒』『木靴の樹』『ニュー・シネマ・パラダイス』『ライフ・イズ・ビューティフル』『君の名前で僕を呼んで』……など、映画好きなら一度は聞いたことのある名作が数多くあり、日本でも絶大な人気を誇るイタリア映画。
2月17日に公開されたティモシー・シャラメ主演の話題作『ボーンズ アンド オール』も、イタリア人のルカ・グァダニーノ監督作品である。
2月17日に刊行された書籍『永遠の映画大国 イタリア名画120年史』では19世紀から現代までの120年を、約800の作品とともに通覧。イタリア映画の歴史を紐解く1冊となっている。
本記事では、「イタリアの風土を味わう映画10選」と題し、シチリア、ローマ、ナポリ、トリノ、フィレンツェなどイタリア各地方の自然や街並みを味わえる作品を紹介する。
19世紀後半にようやく国として統一されたイタリアは、南からシチリア、ナポリ、ローマ、フィレンツェと地方によって景色が大きく異なるのだ。
地域ごとの風土の違いを楽しめる映画を鑑賞して、旅行気分を味わってみては。