1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

〈東大和・ハーレム男再逮捕〉「宇宙人に食べられないようにするためには私と“する”しかない」元占い師・渋谷博仁(74)が10代女性に準強制性交未遂で17年ぶりに逮捕! 近隣住民は「20代前半から70代ぐらいまでいろんな女性がいるから」とハーレム健在ぶりを証言

集英社オンライン / 2023年2月28日 20時46分

女性を洗脳状態にした上で乱暴したとして、警視庁捜査1課は2月27日、準強制性交の疑いで、東京都東大和市の無職渋谷博仁容疑者(75)と、元妻で飲食店員の千秋容疑者(43)を再逮捕した。8人の女性と3人の子ども、計13人での「ハーレム生活」に迫った集英社オンラインの記事を再配信する(初出:2023年2月7日)

途切れることなく続いていた「ハーレム生活」

調べによると、渋谷千秋容疑者が昨年12月12日、アルバイト先の10代の同僚女性を「いい占い師がいる」などと自宅に誘い出し、渋谷博仁容疑者が性的暴行を加えようとした疑い。

博仁容疑者は11人の女性と同居する「一夫多妻」生活を行っていた17年前にも、当時20歳の女性に集団生活に加わるよう勧誘し、逃げようとした女性を脅した罪などで執行猶予付きの有罪判決を受けていた。現在も「渋谷」と名乗る妻と元妻、合計9人の女性と同居しており「ハーレム生活」は継続していたようだ。



今回の事件では、自宅に誘い出した10代女性にU F O(未確認飛行物体)が写っていると称する映像を見せたうえで「宇宙人に連れ去られ皮を剥がされ、食べられないようにするためには私とセックスするしかない」などと長時間にわたって脅したとみられる。

女性は博仁容疑者に「警察に話すと助けられなくなる」などと口止めされていたが、家族に説得されて事件が発覚。7日早朝に警視庁の捜査員6人が自宅に訪れると、博仁容疑者は催涙スプレーを吹きかけて“応戦”するも、公務執行妨害で現行犯逮捕され、女性に対する準強制性交未遂容疑でも逮捕された。

渋谷博仁容疑者

ここで17年前に時計の針を戻そう。
11人の女性と同居していた博仁容疑者は自宅を訪れた女性を「私の言うことを聞かないと、工場で切り刻まれてミンチにされて殺される」などと脅迫し集団生活するよう迫ったなどとして脅迫と強要未遂の罪に問われ、東京地裁八王子支部が2006年5月19日、懲役1年6月、執行猶予4年の判決を言い渡した。

判決によれば渋谷被告(当時)は、同居女性を増やせば女性らの収入で生活できるなどとして、2000年春ごろから同居女性の人数を増やし始め、そのうち9人と順次婚姻届を出したり、土地建物を女性たちに贈与するなどしていた。

裁判中、女性たちに「実家に帰るように促したい」などと殊勝な反省の弁を斟酌されての猶予判決だったが、実際は奇妙なハーレム生活は途切れることなく続いていたようだ。

渋谷博仁容疑者の自宅前、門には立ち入り禁止の札が…

近所に住む50代の男性が語る。

「暮らしぶりは2006年に逮捕されたころと変わってないです。何人もの女性がずっと住んでいて、おそらく前からいた女性もいると思います。女性達が朝に出かけては夕方に帰ってくるパターンです。子供2人と女性達の組み合わせで4〜5人で散歩しているのもよく見かけます。正直、近所に前から住む人たちは、あのウチにはもう触れないようにしていますね。下手に近づくのも怖いですから」

20代前半から70代ぐらいまで、
色んな女性がいるから何人いるのかわからなかった


6年前に近所に引っ越してきたという20代の男性はこう証言する。

「ご挨拶に行った時から異様な雰囲気はありました。インターホンを何回か押すと、こちらの様子を伺うような目つきで30代位の女性が出てきたんです。母親のような人や子供もいるのに男性はお爺さんが1人いるだけで、普通の家族には見えなかった」

渋谷博仁容疑者の自宅

博仁容疑者は、たまに車で外出する以外は滅多に外で見かけられなかったが、いつもスキンヘッドに茶色や白色のハットを被り、サングラス姿でおしゃれには気を遣っているようだった。
男性はこう続けた。

「たまたま自分が洗車をしているときに『この車種○○だよね、良い車に乗ってるね』と声をかけられたことがあって、話してみると普通のおじいさんに感じました。ネコも飼っているようで、首輪をしたネコが2、3匹外で放し飼いになってました。
車はほぼ毎日、おじいさんと女性達が子供の送迎や買い物に使っていました。女性達は自転車で外出し、帰ってきても何故かすぐには家に入らず、18時ごろになったら家に入るという謎の行動をしてました。20代前半から70代ぐらいまで、色んな女性がいるから何人いるのかわからなかった。でも見た目は似ていて、みんな黒髪のロングヘアにメガネで地味な服装でした」

マイカーの前で記者に気づいた渋谷博仁容疑者

この男性によれば、同居している子供は小学校低学年の男女が1人ずつ。女性たちは総じて仲が良さそうで、2人1組で外出したり、70代ぐらいの女性と中年の女性、子供という組み合わせで散歩するケースも多かったという。

17年前の事件では、逮捕前に殺到したマスコミに「女性にモテる呪文があるんです」などと「ヒモ生活」の秘訣などを滔々と語っていた博仁容疑者。当時引き連れていた女性たちは下着が見えそうなほどの超ミニスカートばかりだったが、現在の共通項はメガネに変わったようだ。長い黒髪の美女揃いというのは変わりがない。

前出の20代の男性によれば、以前パトカーが近所の塀にぶつかって立ち往生していた時に、異常に怪しむ様子で3人くらい女性達が見に来ていたことがあるというから、奇妙な共同生活が再び捜査の標的になることを恐れていたのだろうか。期せずして訪れたデジャブのような事件は、どんな結末を迎えるのか。今後の捜査が待たれる。


※「集英社オンライン」では、今回の事件について、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。
メールアドレス:
shueisha.online.news@gmail.com

Twitter
@shuon_news

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください