男は京都市左京区の不動産賃貸業、宮本一希容疑者(37)。副業で懐石料理と舞妓座敷を組み合わせたディナーショーなどを催す企画会社を経営しており、そこでアルバイトをしていた立命館大3年生の浜野日菜子さん(当時21)に昨年10月、劇物のタリウムを投与して死亡させたとして大阪府警が3月3日、殺人容疑で逮捕していた。
同区の閑静な住宅街にある大邸宅で生まれ育った宮本容疑者は、近くのキリスト教系の私立小学校を卒業後、仏教系の中高一貫校を経て京都産業大に進学。大卒後は求人広告を柱とする東京の大手企業に就職した。