〈マスク着用・今日からどうする?〉新橋のサラリーマン100人に聞いたら “脱マスク”するは0人! 本音は外したいけど…「非常識なヤツと思われるのは嫌ですから」
集英社オンライン / 2023年3月13日 10時1分
マスクの着用が個人の判断となったが、今後、日本人はマスクとどう付き合っていくのかをアンケート調査。新橋の働き盛りの会社員100人に、3月13日以降のマスク着脱について質問した集英社オンラインの記事を再公開する(初出:2023年2月16日)
“脱マスク”する人は新橋では0人!
政府は3月13日から、マスクの着用は個人の判断に委ねる緩和方針を固めた。このニュースを受け、マスクに関する意識調査を若者の街・渋谷で行った(渋谷編)。では、働き盛りの世代はどうなのか。今回はサラリーマン街として知られる新橋の会社員を対象に同様のアンケートを実施。アンケート対象人数は渋谷と同じ100人だ。
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新橋駅(※写真はイメージです。shutterstockより)
3月13日以降、マスクを「着用する」「着用しない」「場合による」の3択で聞いたところ、結果は以下のとおりとなった。
着用する 57人
着用しない 0人
場合による 43人
渋谷では同じ100人でアンケートを取ったところ、「着用する」が28人、「着用しない」が7人、「場合による」が64人だった。渋谷と比較すると今までどおりマスクを着用し続けると答えた人は圧倒的に高く、渋谷では7人いた「着用しない」の回答も新橋ではなんと0。若者層よりも社会人の方がマスク着用が常態化・ルーティン化しており、マスクに対する態度は「保守化」しているといえる。
以下、代表的なコメントを紹介しよう。
「コロナになったら自社だけでなく、取引先にも迷惑をかけてしまう。政府の方針転換に関係なく、完全にコロナが収まるまではマスクはつけ続けることになる」(34歳男性)
「マスクなしで商談したら、取引先に不信感を抱かせてしまいかねない」(35歳男性)
「自分が率先して外せば、部下たちも外すようになるとは思います。ただ、上司、管理職としての責任もある。自分から進んで外すことはできません」(52歳男性)
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アンケートに答えてくれる新橋のサラリーマン
「社内の取り決めで、飲み会も10人を超えるような大きなものはやっていません。そんな状況ではまだまだマスクは外せません。新しい変異株も次々に発見されているし、政府の方針転換は時期早尚なのでは?」(42歳男性)
「子どもがまだ小さくて、コロナウィルスを家庭に持ち込みたくない。同僚も家族持ちが多いので、その家族のことを考えたら、やっぱりマスク着用はまだまだ必要」(41歳男性)
本音はマスクを外したいが…
渋谷と同じく、多くの票を集めた「場合による」という回答。渋谷の64人に比べると7割ほどにとどまったが、ではどのシチュエーションならマスクを外すのだろうか。
職場 0人
近場での買い物 43人
イベント・ライブ・映画館 12人
旅行や遠出の買い物 20人
通勤 0人
※複数回答可
職場や通勤で「マスクを外す」と答えた人は1人もいなかった。仕事に関連する空間でのノーマスクは“論外”ということなのだろう。
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※写真はイメージです
一方で、渋谷と同じく「近場での買い物」は満票を獲得。働く世代も心の底ではマスクを脱ぎ捨てたいという本音が見え隠れする。
「コロナになったら上司から『体調管理が甘い』と叱られてしまう。でも、近所のコンビニくらいなら、妥協してマスクを外すかも」(26歳男性)
「職場では自分をコロナから守るというより、他の人への気遣いとしてマスクを着けてきました。ただ、3月13日以降は飲み会後くらいなら外してもいいかなと感じています」(28歳男性)
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サラリーマンは職場での責任も重く…
「マスクは外したいですよ。でも、周囲からどう思われるのかを考えると怖くて外せません。非常識なヤツと思われるのは嫌ですから。個人の判断に任せると言われても、そんなリスクがあることをわざわざする気にはなりません。外すとしたら近所のコンビニに行く時くらいになると思います」(28歳男性)
海外ではいまやマスクのない日常が当たり前になっている。3月13日のマスク着用緩和方針に続き、5月8日からはコロナ感染症は季節性インフルエンザ並みの5類指定への意向も予定されている。
日本の街角からマスクが消える日は近いのか?
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
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