3月12日夜、東京ドームはお祭り騒ぎだった。
1回表、大谷翔平の3ランで先制すると、投げては先発の山本由伸が4イニングを被安打1、無四球でピシャリ。打線も効果的に追加点を奪って7対1でオーストラリアを撃破。侍ジャパンは“世界最速”で準々決勝進出を決めた。
熱気に包まれた東京ドームだったが、実はドームの外では別の戦いが繰り広げられていた。
オフィシャルグッズを購入したいファンたちが、試合が始まった19時以降も東京ドーム前のグッズショップに長蛇の列を作り、グッズ争奪戦を行っていたのだ。
警備スタッフが語る。