1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

〈元SDN48・光上せあら〉子どものごはんに「米を炊くのに専用の軟水」「食材はオーガニック」こだわり続けてしんどくなった。「砂とかどんぐりとか口に入れてるし、意味ないじゃんって…」

集英社オンライン / 2023年3月26日 10時1分

元SDN48メンバーで、現在は2歳と1歳の子どもたちの育児をしながら、実業家としても活躍する光上せあらさん。ありのままの日常をつづったブログも話題を呼んでいる。自宅でのインタビュー第3弾は、ブログ炎上やアンチからのコメント、そしてセックスレス解消法まで赤裸々に大公開! 自宅での料理風景にも密着。

誘うんじゃなくて、もう乗っとくのはどうですか?

――光上さんのブログは、息子さんが難病の疑いで検査を受けていたことや、娘さんが咳とともに泡を吹き始めて救急外来に連れて行ったことなど、お子さんのことについても隠すことなく綴っていますよね。

ブログには、嘘をつかず正直な気持ちを書きたいから、プライベートなこともいろいろ明かしていますよ。でも、子どもが病気になったことを書くと「また子どもを病気に仕立て上げてるよ」とか「それで注目浴びる気だろ」とか、アンチからコメントが来て炎上しちゃうんです。



うちの子、かなりよく風邪ひいちゃうんですけど、それをその度に書いていたら、「あいつが自分で子どもを風邪にさせてるぞ」なんて書かれて。2月に夫が倒れて救急搬送されたことを書いた時も、「お前が病気にさせたんだろ」なんて言われたり。
私、「ブログのアクセス数を稼ぐために、わざと病気にさせてる人」ってことになってるらしい(笑)。「そういう飛躍した発想ができるってすごいな」って、ある意味感心しますね。

キッチンにむかう光上さん

――その一方で、旦那さんへの愚痴や子育ての大変さについて共感したり、更新を楽しみにしている人もいると思います。

ありがたいですね。私、なぜかセックスレスに関する相談をよく受けるんですよ。1人目の出産後、すぐに2人目を妊娠したから、みんな「頻繁にセックスしてるんだろう」って思いこんでるんじゃないですかね。

インスタで質問コーナーをやると、「どうやったらレス解消できますか?」ってすごく聞かれる。
もうね、寄せられる悩みの6割ぐらいが「セックスレスです」なんですよ。

――どのようにアドバイスしているんですか?

私は「一緒に生活したら、お互いに相手の素を見るわけだから、それでも私を女として見てくれるような男を選んだので」と答えるんだけど、正直、難しいですよね。

結婚や出産を経て環境が変わったりすると、男女ともに心境が変化することもあるから……。だって、旦那さんが抱いてくれるのを期待して、部屋の照明や香水、下着であからさまにムード出してみたりすると、逆にプレッシャーになって、ますますレスになっちゃいそうな気がする。

私が男だったら、確実に気持ちが萎えますね。だから、質問者の方に「サクッとライトに誘ったらどうですか」って提案したら、「私、自分から誘えないです」って返ってきて。「いや、誘うんじゃなくて、もう乗っとくのはどうですか?」って答えましたよ。

慣れた手つきで料理をはじめた三上さん

――それも夫婦円満の秘訣なのかもしれないですね。旦那さんとは子育てに対する考え方で衝突することもあるそうですが芸能界では赤ちゃんの頃から習い事をやらせたり、早期教育に熱心なママタレも多いですよね。光上さんはどうですか?

正直、早期教育や詰め込み教育には全然関心がないし、むしろやらせたくないんですよ。私が生まれた中国では、詰め込み教育が盛んだったりするんだけど、私はそれがイヤだったので……。夫も年齢にあった教育でのびのび育ったらしいので、私も子どもたちにはそうしたいなって。「動画は絶対に見せない!」とか、そういうこだわりもないですね。

子どもに着させる服は大人のものと
一緒に洗いたくなくて洗濯機も消毒

――「子どもに食べさせるものにはこだわってる」と言っていましたが、どのような部分ですか?

健康面を考えて、マーガリンや砂糖、小麦はあまり食べさせないですね。完璧に…というのは難しいので、週末だけはOKにしたり、保育園の給食もみんなと同じものを食べていますが、家では積極的には食べさせていないです。あと、添加物が入っているものは、できるだけ与えないようにしています。

SDN引退後、食品の会社に勤めてた時に勉強会に行ったり、中国の工場を視察に行ったりして、食品や添加物についていろいろ学んだんですよ。それで、アレルギーとの関連性とか考えると、子どもには与えたくないなって思って。

――となると、食事づくりが大変ですね。

食事自体は、いつも15分で2~3品、パパっと作っちゃうんですが、食材選びが大変。野菜メインの食生活を心掛けていて、子どもに食べさせる野菜は、オーガニックを使ってます。大人もそうしたいところだけど、オーガニック野菜は高いから、さすがに全員分は難しくて。別の食材を使って大人用と子ども用、2種類の食事を作っているので、やっぱり手間はかかりますよ。

子どもに食べさせる食材はこだわりがあるという

――以前から、添加物やオーガニックにこだわっていたんですか?

いえ、こんなに神経質になったのは子どもが生まれてからです。特に一人目の子の時は、衛生面にもすごく神経質になっていて。子どもに着せる服は大人のものと一緒に洗いたくなくて、わざわざ別々に洗っていたり。しかも、子ども服を洗う前は、必ず洗濯槽を消毒したりして。

子どもが食べるものに水道水を使うのも抵抗があって、お米を炊く時もミネラルウォーターを使ったり。しかも、普通のミネラルウォーターじゃなくて子ども向けの軟水があって、それじゃないと駄目って思いこんでいたんですよ。もちろん手間がかかるから、かなりストレスになる。そうやって、自分で自分を追い詰めていたんです。

そのうちだんだんしんどくなってきて、今は、衛生面に関しては適当になりました。だって、子どもたち、外で遊んでいたら砂とかどんぐりとか、勝手に口に入れてたりするから。私がどんなに衛生面に気をつけたって、意味ないじゃんって(笑)。

味噌汁や野菜料理も“具だくさん”を心掛けているという

アイドル時代は握手をして手を洗わずにご飯を食べてたけど…

――子どもがいるいないにかかわらず、衛生面が気になるタイプの人もいますが、光上さんはもともとそうだったんですか?

全然ですよ! だって、アイドル時代はものすごい数の人と握手をして、その手を洗わずにご飯食べてましたから。衛生面とか気にしたことなかった(笑)。ただ、以前から変なところだけ、こだわっていたかもしれないですね。

私、外食に行くと、出されたお皿を一回除菌する習慣があって。これは中国人の両親に育てられたことが影響していると思います。中国だと、洗剤の成分がお皿に残っていたりすることもあるので、食べる前にお客さんが水で流したりするのって、わりと普通にあるんですよ。

日本では、そんなことをする人は見かけたことがないけれど、中国では当たり前のことです。それもあって洗剤に対する意識が高まって、家の洗剤もオーガニックの天然由来のものを使ってます。今、洗剤に限らず地球や体にやさしい食品や日用品を作りたいなって思ってるんですよ。もう少し子育てが落ち着いたら、商品開発の仕事をしていきたいですね。

――先ほどから、お子さんの食事を作っていますが、話しながらでも手早く作業していてすごいですね。今日のメニューは?

ご飯も野菜を入れたトロトロの混ぜご飯に、具沢山のお味噌汁、レンコンチップとサラダです。野菜をたくさんとりたいから、混ぜご飯にすることが多いんですが、それをブログに載せると、『ご飯ぐらい、白くていいだろ。なんだかかわいそう』みたいなコメントが来たりする(笑)。

添加物を気にしていることを書いたりすると、「そんなに添加物を避けていたら、将来何も免疫がない子になっちゃいますよ」なんてコメントが来たこともありました。本当は、添加物って体内に蓄積されるものなんですけど、添加物とウイルスがごっちゃになってるのかな……。でも、そういう時も特に反論はしないです。

この日の子どもたちの晩御飯

――食事に対しても、いちいちアンチコメントが来るんですね……。

めっちゃ来ますよ。でも、私はそういうのあまり気にしないです。けっこう壮絶な人生を送って来てるから、たかがアンチコメントぐらいで傷つくメンタルじゃない(笑)。ただ、アンチのコメントに本当に傷ついちゃうタレントさんも多いから、書き込んでいる人は、自分がその言葉を言われたらどう思うのか、考えてもらえたら……。

――炎上しても、本音を書き続けられるエネルギー源は何でしょうか?

どんな試練でも人生の役に立つって考えるタイプなので、アンチコメントですら、後で何かに役だったりするかもしれないって思うんです。“無風”が一番堪えるかもしれない。ある意味アンチがいることも嬉しいことなんですよ。アイドル時代からそうだけど、アンチが私を強くしてくれた部分もあると思うんです。
だから、これからもひるまずに発信し続けますよ!

大きな模造紙で遊ぶ子どもたち

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください