大沢樹生さんは昨年、北区を舞台にした映画「サムアップ」に主演。区長選出馬の大きな理由の1つは、その際にお世話になった北区の方々への恩返しだとしていた。
「映画のキャンペーンで北区の店舗さんや飲食店をまわったときも、コロナで大変な打撃をくらったという話を耳にしました。そんななか私も以前より国政に関心が出て、最近はロシアのウクライナ侵攻などもあってニュースにすごく注目するようになりました。
もちろんタレントという立場では、なかなか政治的な発言はし難い部分はあります。ただ、私は12歳で芸能の世界に入り、この4月で54歳になりますが、『これまでずっと応援されてきて、このあとの人生も応援され続けて終わることが果たしてどうなのか』と、ふと思ったんです。平均的な寿命で考えれば残りの人生は30年くらいですかね。その期間を地域貢献、社会貢献に当てたいなと思ったときに、目の前に存在していたのが北区であり、北区のみなさんだったわけです」(大沢樹生、以下「」同)