「いま私たちの国にとって大切な選挙を行っている。ぜひみなさんと力を合わせて、最後までやり通さなければならない。この国の主役であるみなさん一人ひとりに、自らの思いを選挙においてしっかり示していただかなければならない」
岸田首相は4月15日午後、和歌山駅前で街頭演説し、午前中に起きた爆発事件について触れて力強く訴えた。
その後は航空機で羽田空港を経由して千葉県へ移動。演説が予定されていたJR新浦安駅前には、事件の影響もあってか雨にもかかわらず大勢の聴衆が集まった。
岸田首相は「天気は変えることはできませんが、政治はみなさんの一票一票、力によって変えることができる。結果を出せる政治を実現しよう」とマイクを握り、自民党公認で立候補した千葉5区補選の英利アルフィヤ候補も「雨にも、風にも、暴力にも絶対に負けません」と声を張り上げた。