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HiHi Jets井上瑞稀、念願の映画初主演。“ドッキリ”いじりは猪狩蒼弥からの愛!? 思わず素で恥ずかしがってしまったシーンとは?

集英社オンライン / 2023年5月11日 11時1分

大ヒット漫画『おとななじみ」が映画化、2023年5月12日(金)より上映される。本作で映画初主演を務めた井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)に話を聞いた。

大人の女性から熱い支持を受けた大ヒット漫画『おとななじみ』が実写映画化、5月12日(金)より公開される。

主人公・青山春(通称:ハル)を演じるのは、今回が映画初主演となる井上瑞稀(HiHi Jets)。優しく素直で、それゆえに恋愛に鈍感な残念男子を演じる。昨今、テレビドラマやミュージカルなど話題作への出演が続く井上に、役作りや見どころについて聞いた。

念願の映画初主演。“ドッキリ”いじりは愛

――今回が映画初主演ということになりますが、出演が決まったときのお気持ちを教えてください。



本当にドッキリなんじゃないかって疑ってしまうぐらい驚きました。でも、いつかは映画の主演をやってみたいなという思いはあったので、すごく嬉しかったしワクワクもしましたね。

――ちなみに主演が決まったのはいつごろ聞いたんですか?

いつ聞いたんだっけな…? 事務所の方から、クランクインの数か月前に聞いていたと思います。正式に発表された時は安心しました。

僕、全部のお仕事でそうなんですけど、発表しちゃえばもうやらざるを得ないじゃないですか。だから「早く全部発表して!」と思ってるんです。今はやっとドッキリじゃないんだって安心してます(笑)。

――HiHi Jetsのメンバーからはいまだにドッキリだと言われているとか?

主に猪狩(蒼弥)が言ってますね、映画は嘘だって。「ドッキリGPだ」ってまだ言ってます。でも、そういうのを雑誌の取材の度に言ってくれるので、逆に優しさだな、と。

だってそうすると「映画やるんだ」って知ってもらえるじゃないですか。愛だなって思いながら見ています。

常にテンション高く「共演者とも
積極的にコミュニケーションを」

――今回演じたハルの印象について教えてください。

お話をいただいてから原作を読ませていただいたんですけど、すごくかわいらしいというか、男女問わず愛されるキャラクターだなというのを感じました。

映像を通して、ハルの愛らしさを表現できたらいいなっていうのは思いましたね。

――ご自身との共通点はありましたか?

だらしないところは僕とそっくりだと思います。僕も洋服が部屋に散らかっているので(笑)。誰にも見せられない部分ですね。

――そうすると、ハル役は演じやすかったですか? それとも難しかったですか?

簡単ではなかったですけど、楽しかったですね。ハルは自分に近い部分もありましたが、コミュニケーション能力やテンションの高さは素の自分とは違ったので、そのあたりは想像力で補いながら演じました。

原作という大正解があるなかで、そこを参考にしながら臨みました。

左から浅川梨奈 井上瑞稀 久間田琳加 荻原利久

――「素の自分とは違う」部分は、どのように役作りを?

顔合わせやリハーサルのときから、原作の雰囲気に寄せるように意識していったんです。

コミュ力もテンションも高い人だと思ってもらったほうが楽だと思ったので、もうずっとへらへらしてたと思います。最初からスタッフさんや共演者さんと積極的にコミュニケーションをとるようにしました。

“井上瑞稀”が垣間見える
フラッシュモブは必見!

――今回の作品は井上さんのいろいろな表情が見られる点も魅力のひとつかなと思います。ご自身の中でここを観てほしい!と思うポイントはありますか?

わかりやすいところで、フラッシュモブのシーンはひとつ大きな見どころになるかなと思っています。あの瞬間だけは“井上瑞稀”が垣間見えるんじゃないかな。

――HiHi Jetsとしてステージに立つときのような?

いや、でもそこは違いましたね。演技する上で照れは邪魔でしかないんですけど、やっぱり恥ずかしかったし(笑)。観ていただかないとわかりづらいのですが、空港でのシーンで、直前は普通のシャツを着て、デニムを穿いて走っているシーンを撮っていました。

そのあとに僕の衣装替えが30分ほどあって、皆さんをお待たせして――。着替える場所から撮影場所まで螺旋階段を通って戻るしかなかったので、キラキラした格好で「井上さん入ります!」って言われて拍手が起こって、顔面真っ赤でした(笑)。あの瞬間は恥ずかしかったですね。

――コメディ要素も強い作品ですが、そういったお芝居はどうでしたか?

いろんな演出をつけていただきながらお芝居をしたんですけど、カメラ映像での見え方を意識するという面では、普段やっている音楽活動と似ている部分はあるのかなと思いました。

お芝居ってコミュニケーションだと思うので、相手の方やキャラクターの色んな面を感じ取れるのがすごく楽しかったです。

個人の仕事も常にグループと
事務所を背負って臨む

――今回の作品を通して、つかめたものはありますか?

すごく感覚的な人間なので、言語化するのが苦手なんですけど……あります。絶対にあるのは確かなんですよ。自分じゃない人の人生を生きるというのは、言葉じゃ形容できない不思議な感覚でした。

――同世代の俳優も多い現場だったと思いますが、いかがでしたか?

刺激になりましたね。久間田(琳加)さんはストイックで、監督とのコミュニケーションを積極的にとってましたし、どう努力するかということを常に考えている方だったので、負けてられないなと、いい刺激をもらいました。

(萩原)利久くんと浅川(梨奈)さんに関しては、同年代とはいっても役者としてキャリアも長いプロフェッショナルな方たちなので、困ったときには話も聞いてくれたしアドバイスもしてくれて、リスペクトしています。

――印象に残っているアドバイスはありますか?

恋愛作品って距離感が難しいなって思ったんです。観てる人たちをドキドキさせる方法がわからないなと思って、普段どうやってやっているのか聞いたりしました。

すごくいろいろなアプローチの仕方があるということを教えていただいて。撮影中に選択肢をたくさんいただきました。

――昨年はドラマ「トモダチゲームR4」があり、今年3月にはミュージカル「ルーザーヴィル」に出演されています。演技のお仕事が続いていますね。

お芝居は楽しいしやりがいがあります。やるたびに人生も感情も豊かになると感じているので、今後も機会をいただけたらぜひぜひやっていきたいですね。

――演技ではグループを離れての個人仕事となる場合が多いですが、何か意識していることは?

グループ、事務所を背負っていることは意識していて、恥ずかしくないような人間でいようとは思っています。いつもよりもちゃんとしていようっていう意識は持つようにしています。

――個人仕事を通して成長を感じている部分はありますか?

自分自身の成長はなかなか実感できないんですけど、共演者さんとかスタッフさんと「あ、久しぶり!」って言える日がきたときには嬉しいなと思いますね。「2回目だね!」とか。

それをもっともっと増やせるようにしていきたいなと思います。


取材・文/あまのさき 写真/©2023 「おとななじみ」製作委員会

『おとななじみ』(2023)日本 1時間53分


青山 春と加賀屋楓は、4歳の時から隣に住む“おさななじみ” 。

お互い一人暮らしを始めた24歳の2人は、結局今も住んでいるのは同じアパートの隣の部屋。楓は20年もの間ハルを想い続けているが、そのハルは楓の気持ちに全く気付く様子はなく、楓はハルの世話を焼きすぎて最早オカン化してしまっている。

進展しない関係に業を煮やした楓は、同じくおさななじみの伊織と美桜に相談し、ハルをあきらめることを決意。しかし、決意したものの、ズルズルとハルをあきらめきれない楓に、伊織が大人の男として優しく接する。

そして、実は伊織は楓のことが小学生のころから好きだったと告げる。急接近する楓と伊織の様子を目の当たりにして、動揺するハル。鈍感ながらも、自分の本心に気づき始めるが、ハルは楓の亡き母親と交わした約束を純粋がゆえに、頑なに守っていた―

20年間の片思い、“おさななじみ”のふたりの恋は、“おとななじみ”のまま? ついにハッピーエンドを迎える?

出演:井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.) 久間田琳加 萩原利久 浅川梨奈
原作:「おとななじみ」中原アヤ(集英社マーガレットコミックス刊)
監督:髙橋洋人
脚本:吉田恵里香

5月12日(金)より全国公開
配給:東映
公式サイト: https://otonanajimi-movie.jp/
©中原あや/集英社 ©2023 「おとななじみ」製作委員会

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