「自殺未遂したことを思い切って妻に打ち明けたら
心配した妻が息子にまで話してしまった。
さらに妻は、スマホやらネットやらを駆使していろいろ調べた上に
病院にまで行って相談したみたいで…」(相原)
――闘病生活のことをマンガにしようと思ったのは、闘病中ですか? それとも寛解後ですか?
退院した後ですね。退院して、仕事を再開しようとするんだけど、マンガが描けない。たとえば発病前に連載してた時事ネタの四コマとか、考えてはみるんだけど、本当になにも思いつかない。
「発病編」の冒頭でも少し描いたけど、カラッポになっちゃって。その時に妻から「自分に起こったことをそのままマンガに描けばいいじゃん」って言われて、「それならできるかも」と。