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【相原コージ】精神科閉鎖病棟は夜9時に就寝。しかし30分ごとにやってくる見回りが気になって寝れない。「大うつ」の俺に安眠はやってくるのか

集英社オンライン / 2023年5月21日 17時1分

『サルでも描けるまんが教室』『勝手にシロクマ』『真・異種格闘大戦』など数々のヒット作を世に放ってきた漫画家、相原コージ。そんな彼だが、実はコロナ禍になってからうつ病になり、マンガを描くことができなくなってしまった。のみならず、自殺を決行するところまでいってしまう…そんな氏が回復するまでの経緯をつぶさに漫画化した。

「閉鎖病棟生活の1日目を終えた俺。
ようやく安らぎの就寝時間がやってきたと思ったら
30分ごとに見回りが来るらしい。

どうしても気が散って寝ることができない。
しかたなく、眠剤を飲むことになり…。

食欲もない。入浴もままならない」(相原)



……「相原さんから、こういうマンガを描きたいって言われて、正直最初はちょっと心配だったんですけど、ネームを読んだ段階ですごくおもしろいし、これなら大丈夫だと思いました」(担当編集)



「うつ病のマンガを描くことについては、いちおう主治医にも相談したんですよ。そしたら、グループセラピーみたいに自分の体験を話すこともあるし、マンガを描くことで治療の妨げになるようなことはないだろうって。

ただ、病院って撮影禁止なんですよ。資料として撮ってもいいか、いちおう聞いてみたんですけど、それは無理だと。『入院編』では病室とか、院内の様子を自分で描くのにディティールがわからなくて大変でしたね」(相原)

――今も治療は続けてらっしゃるんですか?

「通院はしてますね」

漫画の続きは下のボタンから!

「うつ病になってマンガが描けなくなりました」漫画一覧はこちら

新刊情報

「うつ病になってマンガが描けなくなりました 入院編」5月17日発売

相原コージ

2023/5/17

1,650円

152ページ

ISBN:

978-4575317992

「ベテランギャグマンガ家・相原コージ、コロナ禍の中、突如うつ病に。病いと戦う日々を真摯に淡々と描いたドキュメンタリーコミック!」コロナ禍の中、けがをきっかけに突如ネームが進まず悩み、仕事に支障が出るように…。コロナで外出がままならず、孤独な状況が続く。食欲がない日々が続き、体重は激減。ついには自宅の仕事場で自殺未遂を…。そして入院。閉鎖病棟にて病いと戦う日々に。

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