「8年間、いっぱい愛してくれてありがとう。私、こんなに幸せな8年間を送れるなんてBiSHになったときは思っていませんでした。“幸せの前借り”をしたんかなって思うほどです」
グループ名のBiSHはインディーズでのデビューアルバム「Brand-new idol ShiT」の略語。つまり“新生クソアイドル”と称して活動を開始した彼女たちは、そのラストステージで東京ドームを埋められるほどの人気アイドルとなっていた。
そして、アンコールを迎えてアイナ・ジ・エンドがMCで語ったのが冒頭の言葉だ。“幸せの前借り”とは独特な表現だが、実は同じ言葉を今年2月に行われた集英社オンラインの独占インタビューでも語っていた。
解散までラスト5ヶ月。当時、アイナは解散をどうとらえていたのか。そして解散後のビジョンは? 彼女の人生観もわかる取材の様子を一部抜粋してお届けする。