阪神タイガースの交流戦成績は、7勝10敗1分という結果でした。これまでの勢いが止まってしまったように感じた方がいるかもしれませんが、まだシーズン半ばだと考えれば、そんなに心配はいらないのではないでしょうか。
むしろ、今後が楽しみな新戦力が台頭してきました。プロ2年目、20歳の前川右京外野手です。智弁学園から2021年ドラフト4位で入団。その打撃センスは高卒2年目とは思えないほど非凡なものがあります。
交流戦に合わせ、初めて一軍に昇格した前川選手は、初ヒットまでに11打席を要しましたが、その間にも、いずれ打つだろうという雰囲気がありました。ここまで21試合で打率.290、6打点と結果を出しています。