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ジャンプ55周年に両さんがカムバック! 『こち亀』新作が一挙46P掲載、ファン感涙の「希望の煙突」シリーズとは? 「少年ジャンプ+」「集英社オンライン」も『こち亀』祭状態!!

集英社オンライン / 2023年7月10日 0時1分

「週刊少年ジャンプ」が2023年の7月18日発売の2023年33号をもって、創刊55周年を迎える。プレ55周年記念号となる32号(7月10日発売)になんと『こち亀』の最新作が掲載! 気になるその内容とは?(サムネ画像/©秋本治・アトリエびーだま/集英社)

『こち亀』最新作は、昭和30年代の両さんの少年時代を描く!

「週刊少年ジャンプ」創刊55周年を記念して7月10日(月)発売の同誌32号に、今年初の『こちら葛飾区亀有公園前派出所』新作が掲載されている。

「希望の煙突『夏』-1963-勘吉たちの夏休み」と銘打たれた本作は、少年時代の両さん=勘吉の夏休みの冒険を、センターカラー46ページの大ボリュームで描いている。



小学校の夏休みに、両津勘吉少年(両さん)は、悪友の珍吉(ちんきち)、豚平(とんぺい)と連れ立ち、同級生・紅月灯(あかつき・りん)の故郷・端島(はしま)を訪れる。そこで目にしたのは…!?

勘吉を出迎えた灯は、学校で会うときよりも大人びて見えた。勘吉は思わず胸をときめかせる…!?

秋本治先生が描き綴る「希望の煙突」シリーズとは…?

最新作のタイトルにもある「希望の煙突」をモチーフにした作品は、秋本治先生によってこれまでに2作が描かれている。

第1作「希望の煙突の巻」(「週刊少年ジャンプ」2004年18号掲載。ジャンプ・コミックス141巻収録)は、『こち亀』の1エピソードとして描かれた。東京都足立区千住にあった火力発電所の食堂で働く歌手志望の女性・紅月灯(あかつき・りん)と、勘吉少年との淡くせつない交流を描いている。

第2作「希望の煙突―端島―」(「少年ジャンプNEXT!2013WINTER」掲載。コミックス未収録)は、灯を主役に据えた一作だ。生まれ育った「軍艦島」(長崎県長崎市の端島の通称。かつて、海底炭鉱の島として栄えた)への思いが綴られている。

「希望の煙突の巻」より、千住火力発電所の煙突に立つ灯(左)と、「希望の煙突―端島―」より、端島でいちばん高い場所にある端島神社に立つ、女学生時代の灯(右)。彼女はいつも自分の居場所を見おろし、歌っていた

そして第3作にあたる今回の最新作「希望の煙突『夏』-1963-勘吉たちの夏休み」は、灯が勘吉少年の同級生という設定で描かれた、パラレルストーリーとなっている。

なお、「希望の煙突の巻」「希望の煙突―端島―」の2作は「少年ジャンプ+」にて無料で読むことができるのでぜひチェックを。
(公開期間7月10日(月)0:00~7月23日(日)23:59 https://www.shonenjump.com/p/re/2307/kochikame/

両さん、中川、麗子の幼少期のエピソードが無料で読める!

「集英社オンライン」の人気コンテンツ「毎日こち亀」では、毎日新規に1作、常時計7作の『こち亀』エピソードを無料で公開している。
今回の新作掲載を記念して、「毎日こち亀」でも、7月10日(月)から7月16日(日)の一週間は「両さんの少年時代傑作選」と銘打ち、少年期の両さんや中川、麗子を描いたエピソードを特選してお届けしている。

7月10日(月)の新規公開は、「希望の煙突」シリーズの舞台である、東京都足立区千住にあった火力発電所の「おばけ煙突」にまつわるエピソード「おばけ煙突が消えた日の巻」を公開。勘吉少年の、若く美しい臨時教師へのほのかな思慕と、戦後日本の復興と高度成長のシンボルだった「おばけ煙突」が時代の流れの中で解体されるさまを描いた、『こち亀』屈指の人気・名作だ。

ほかにも「トロバス物語の巻」「勝鬨橋ひらけ!の巻」など、今週は名作、人気作をラインナップしているので、見逃せない1週間といえる。

少年時代の両さんの楽しむための豆知識!

それでは最後に…両さんの少年期のエピソードを楽しみ尽くすためにも、勘吉少年と2人の悪友のことを覚えておこう!

まずは我らが両さんこと両津勘吉から紹介すると…勘吉は、東京の下町・浅草の佃煮屋の長男として生まれた。幼い頃から常人離れした体力を誇り、やんちゃ者かつ暴れん坊な悪ガキだった。おまけに父・銀次の影響で、賭けごとと酒が大好き!という、規格外の子供でもあった…。

次に、寿司屋「すし豚」の息子、戸田豚平(とだ・とんぺい)。力持ちの巨漢だがそのぶん動作は鈍く、いたずらをしたあとに1人だけ逃げ遅れることも。

そして、提灯屋「ちょう珍」の倅、千田珍吉(ちだ・ちんきち)。夏休みの課題として「都電全路線乗りつぶし」を遂行したほどの、筋金入りの鉄オタだ。

彼ら3人はその名から下町界隈では「トン・チン・カントリオ」と呼ばれ、悪童として知られた存在だった。大人になっても、集まればたちまち子どもの頃と同じように意気投合する間柄だ(成長していないともいえる)。

すっかりオッサンになったトン・チン・カントリオだが、その友情は変わらず!

ムチャすぎるところもあるけれど、どこか懐かしくどこかうらやましい、両さんの少年時代のエピソードの数々に、これを機会にぜひとも触れてみてほしい。

文/樹想社
©秋本治・アトリエびーだま/集英社

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