某社のCM。同居することになった義母。不安を覚える妻。しかしやってきた姑はサイドを刈り上げ、オレンジ色の髪をなびかせ、進歩的で合理的。そして一言「Uber Eatsでいいんじゃない?」
別な某社のCM。丸山礼扮する妊娠中の嫁と仲よく犬連れで散歩する義母。「もうすぐね」と孫を楽しみにしながら「あ、そうだ、その子のためにも学資保険入ったほうがいいわね」とかんぽ生命の人を紹介してあげる姑。
タイプは違うものの共通するのは「話しやすくかっこいい義母」役。両CMでこれを演じているのは夏木マリである。
義母と妻といえば、かつての長寿CM、ハラダ製茶のやぶ北ブレンドなどでおなじみの「緊張感ある関係」が定番のステレオタイプであった。このような寛容でかっこいい義母パターンが増えてきたのは、令和になって以降のアップデートの一つなのかもしれない。