かつて、東京では書店が午前零時を過ぎても営業している時代があった。たとえば、「青山ブックセンター 六本木店」を思い出す方も多いだろう。一般新刊書に加え、写真やアート、建築、デザイン、洋書とジャンルと品揃えが豊富で、午前5時まで営業していたこともあって、終電を逃した若者をはじめ、深夜に資料が必要になったビジネスマンや、編集者といったマスコミ関係者などが足を運んだ。(2018年に閉店)
実は、そんな時代を彷彿とさせる、なんと24時間営業の書店が唯一、都内に存在する。「山下書店・大塚店」だ。JR大塚駅から徒歩1分。店頭に雑誌がズラーっと並ぶ光景が圧巻だ。