今年の夏は全国各地でお祭りが復活している。
東京でも夜の街を歩けば盆踊りが開催されていたり、花火大会が大いに盛り上がっていたりと、久方ぶりの行動制限のない夏を多くの人が満喫している。
フジテレビの夏祭り『FNS27時間テレビ』も今年4年ぶりに復活した。
多くの人がすでに書いているのでここで詳しく反芻はしないが、『千鳥の鬼レンチャン』を主軸にすえ、バラエティ班総動員で繰り広げた長丁場の生放送は、フジテレビ復活を大いに印象づけるとともに、久々にテレビの楽しさを見せてくれた素晴らしいものであった。
正直なところ、始まる前は、フジテレビだということを理由にどんな内容でも叩く人が多いのだろうなと予想し、私だけでも褒めちぎる記事を書いてやるさと意気込んでいたのだが、実際終わってみると絶賛の声が大多数であった。
しかし思い返してみると、『FNS27時間テレビ』がなかったこの3年間は、テレビ番組、特にバラエティにとって試行錯誤の連続であった。行動制限解除を機に改めて振り返ってみたい。