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鳴海唯「大河出演で親孝行がかなった」初めての水着撮影にも臨んだ初写真集で「私の魅力を探して」

集英社オンライン / 2023年8月21日 18時1分

NHK連続テレビ小説『なつぞら』でのドラマデビューから、わずか4年で大河ドラマ『どうする家康』への出演も決まるなど、目覚ましい活躍を見せる鳴海唯。そんな彼女が初の写真集「Sugarless」(玄光社)を刊行する。初の水着&ランジェリーに挑んだ今作とともに今後の目標を聞いた。

ふざけないと生きていけない?

――初めての写真集ですが、決まったときの感想は?

こんなに早く写真集を出させてもらえると思っていなかったので、「私でいいんですか!?」と思う反面、「今まで一緒にお仕事してきた方から声をかけてもらえた!」とうれしくも思いました。撮影では緊張もしましたけどね。

――ふだん俳優として活動していると、写真撮影だけという機会も少ないですよね。



そうなんですよ。自分だけしか載ってないものを世に出すので、なかなか不安もありました。でも出すからには応援してくれてる方に恩返しできたらなと思って。

――恩返しとは?

俳優ってアイドルさんやタレントさんと違って、応援してくれる方と出会う機会があまりないんです。だから「ありがとうございます」の気持ちが伝わればいいなと思って撮影に挑みました。

それに自分のパーソナルな部分を伝えてきていなかったので、写真集では「ありのままの鳴海ってこんな人間です」と、応援してくれる方も今まで知らなかった一面を見せられるようにしようと思っていました。

――デビューから今まで追いかけてきた方も、最近ファンになった方も、見たことのない鳴海さんが収められていると。

そうです。いまさらかもしれないけど、自己紹介みたいな(笑)。今回、以前から大好きだった川島小鳥さんに撮影していただいたんですけど、「自然な姿でいいんじゃない?」と最初に言ってもらえて、ポージングとかも好きにやらせていただきました。

――ホウキに乗って飛んだり、ガムをくわえたり、おちゃらけている写真が印象的です。

昔から「ふざけないと生きていけない人間なの?」ってくらいふざけちゃうんですよ。撮影中も、それが許された環境だったので存分に素を出させていただきました(笑)。

SNSに、メガネをかけてペロペロキャンディを持った変身ポーズを載せたんです。撮影中のオフショットなんですけど、後ろのガラスに冷めた様子のスタッフさんたちが映り込んでいて面白かったです(笑)。

初水着の写真はお気に入りの一枚!

――ラーメンを食べている姿や、屋台のおでん屋でお酒を注いでいる姿などもナチュラルですよね。

休日の鳴海を見てると思ってもらえたら。今回、福岡と長崎に初めて行ったんですけど、どこに行ってもご飯が美味しすぎて衝撃でした。甘い九州の醤油も美味しくて。

帰ってからもお刺身は九州醤油派になって、購入するようになりました。長崎で食べたトルコライスも、カレーにカツにミートスパゲッティにと、てんこ盛りで“最上級のお子様ランチ”みたいで最高。すごく食に影響受けましたね、いい経験だったな。

――すごく楽しんでいたのが伝わりましたけど、食以外で一番印象的だった撮影はありますか?

長崎のシーグラスビーチです! 当日、曇ってしまって、あまり色味が良くなかったんですよ(笑)。でも、撮影してみたら見たことない感じのエモーショナルな写真が出来上がって、それが一番お気に入りです。あそこは、すごい楽しかったです。

――ちなみにそのシーンは水着でしたが、今回、水着やランジェリーに初挑戦と聞きました。

そうなんです。ご提案いただいた時は「私みたいなのがいいのか」って思ったりしました。でも、やらせてもらえるなら見てもらう人にキレイだなって思ってもらえるようにトレーニングして。実際の撮影では、最初は緊張してたんです。でもメイクさんもスタイリストさんもお馴染みの人たちで“最強の環境”でした。

腹筋とか二の腕とか、女性的な引き締まり方を目指して、理想に近づけたとは思うんですよ。でもまだ自分では気に入ってるとは言いきれないかな。どこがよかったか、見てくださる方に決めていただきたいです。

大河出演で親孝行が叶った

――今回の写真集でいろいろな経験をしたと思うんですが、俳優としては大河ドラマ出演も発表されましたね。最初に聞いていかがでしたか?

すぐに父の顔が浮かびました。父は「大河ドラマに出て欲しい」って言い続けていたので、いったん恩返しできたんじゃないかって。父は全国放送されるものしか興味がないので、ちょっとやそっとのことじゃ全然喜んでくれないんですよ。でも大河ドラマに出演するって言ったらすっごい喜んでくれて。

――他の作品でも喜んでいると思いますよ。

多分、心の中では喜んでいるとは思うんですけど、全然「おめでとう」とか、言ってくれないんです(笑)。以前、ドラマで母の思い出の海でロケをしたのですが、そこに呼んだこともあって。今回、大河が決まったことで両親ともに親孝行できたかなって思います。

自分の親もそうですけど、ファンの方々もみんなが「おめでとう」って言ってくれて。朝ドラや大河って、みんなが憧れる場所なんだなとあらためて実感しました。自分の夢がひとつ叶ったなという気持ちです。

――すでに撮影はされていると思いますが、現場はどうですか? 特に今作で演じるのは本多忠勝(通称、平八郎)の娘・稲。忠勝役の山田裕貴さんとは、朝ドラ以来の共演と話題になっていました。

前回は義理のお兄ちゃんで同じシーンは少なかったんですけど、今回はがっつり親子役でやらせてもらって良かったです。でももう忠勝として出来上がっているので、忠勝、平八郎って印象が強くてシンプルにお父さん!って感じですね。

――ストーリーも後半に差しかかっています。

今まで1年以上かけて忠勝を作り上げてきて、その貫禄がすごかったです。稲はその背中をみて育ったんだということが観ている方にも伝わるように、芝居で出さないといけないなって、気持ちが引き締まりました。

――世界観がすでに完成されているて、そこに途中から入るわけですからね。

たくさんの大河ファンの方が観ているので見定められてる部分もあるし、実際に起きたことなので史実を勉強してプラス自分が演じる意味、オリジナリティを出せたらいいなと。

とにかく一番大事にしているのは、平八郎の背中を見て育ったんだって、その上での人となりをだす。稲姫としてはそれを重視して役作りしました。特に稲は、小松姫になって真田信幸に嫁いでからが有名なので、どんな幼少期だったのか逆算的に考えて、稲を演じようと思いました。

――最後に朝ドラや大河など、誰もが知る作品へ出演して、自身の変化はありましたか?

まだ撮影中なので分からないですけど、改めて思ったことは、人に希望を与えられるような作品を作り続けたいなって。人を楽しませることが好き、楽しませたいという気持ちはずっとあるんですけど、そういう気持ちを忘れずにずっと続けていきたくて。そのためにはいろんな作品に出て、たくさんの人の目に触れていかないといけないなと、思いました。これからは父や祖母が観られるような作品にももっと出られるようになりたいです。

写真/猪原悠

鳴海唯写真集 『Sugarless』(玄光社)

著者:鳴海唯 撮影:川島小鳥

2023年8月17日発売

3,300円(税込)

128ページ

ISBN:

978-4768318188

注目女優、鳴海唯。待望の1st写真集!

NHK連続テレビ小説『なつぞら』でドラマデビューし、昨年のPOPEYE ガールフレンド特集の表紙を飾り注目を集め、現在、THE突破ファイルの警官役や舞台演劇番組イベント生配信ドラマ「あの夜で会えたら」への出演のほか、Nintendo Switch「超探偵事件簿 レインコード」 「クラレ」「JCBカード」「若築建設」「レバテック」など多数のCMにも出演する、いま話題の女優・鳴海唯の1st写真集の発売が決定。 カメラマンには川島小鳥氏を起用。個人書店や屋台、島、小学校など、様々なシチュエーションで鳴海唯の明るく元気な「素の表情」が引き出された。また、今回の写真集では水着、ランジェリー姿を初披露。これまでにない、大人の表情を含め、鳴海唯の魅力が凝縮された1冊になっている。

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