現代では企業が新規取引を行う際には、相手方が反社会的勢力でないかを確認する「反社チェック」が必須です。
「反社」をチェックするとはどういうことか。そこで、まず反社会的勢力とは具体的にどのような組織や個人を指すのか押さえておく必要があります。
実際、反社会的勢力の例として、以下のような組織・個人が挙げられます。
・暴力団
・暴力団員
・元暴力団員(暴力団員でなくなってからおおむね5年以内の人)
・暴力団の準構成員
・暴力団の関係企業
・総会屋やこれらに準じたもの
万が一、取引相手が反社会的勢力であったことが判明すると、相手から無茶な要求をされたり、社会における企業への信頼が失墜しかねません。商品やサービスの売り上げに影響するだけでなく、金融機関からの融資を断られるなど企業として大きなリスクを抱え、場合によっては企業の存続すら危うくなってしまう可能性もあります。
そのため取引に入る前に、反社チェックが欠かせません。