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<9月1日防災の日>大地震が起きてもケガしないですむ、家具の配置と固定の基本を東日本大震災経験マンガ家が解説

集英社オンライン / 2023年9月1日 7時1分

地震は揺れることに恐怖を感じるが、実際に危険なのは地震の揺れによって動いたモノにあたってケガをしたりすることで、場合によっては命を落としたりするリスクもある。まずは自宅の家具の配置や固定することがポイントになるという。東日本大震災を体験し、防災について発信続けるイラストレーターであり、防災士のアベナオミ氏の「マンガでわかる 防災のトリセツ」(マイナビ出版)より一部抜粋、再構成してお届けする。

すぐにできる安全な家具の配置

防災対策の基本は自宅での備えをしっかり行うことです。
自宅の家具の配置に危険性はないか、いざというときに逃げ道は確保できるのか、避難所はどこにあるのか?家の周りに危険な場所はないかなどチェックを。


まずは今日からでもすぐできるところから始めましょう。

対策1:出入り口をふさがない、転倒によって怪我をしない家具の配置を工夫する

寝る場所、よく座る場所の家具の位置に注意する
大地震では、家具や本棚が倒れて下敷きになったり、避難経路をふさがれたりすることがあります。寝室や家族がよく集まる場所には背が高い家具を置かないように。家具が倒れても怪我をしない配置にしましょう。

家具の配置のポイント
寝る場所に家具が倒れてこない配置にする
出入り口をふさぐような位置に家具は置かない
寝室や家族が集まる場所はできるだけ背の低い家具にする
廊下や通路にはものを置かない
揺れによって窓に当たって割れるので、窓の近くにテレビなどを置かない
棚の上などに落下しそうなものは置かない

対策2:家具は自分の好きなインテリアスタイルに合わせて固定する

中のものが飛び出してこないように固定する
家具を固定するためのグッズは、自分の家の構造に合わせてセレクトを。インテリアスタイルに合わない場合は、滑り止めシートを貼る、重いものを下に置いて重心を下げて転倒を防止するなどしましょう。

対策3:自分の家の中にセーフティーゾーンを作る

ものが転倒、落下しない場所を確保
地震が起きたらすぐ家族が集まれるセーフティーゾーンは、上からも横からも落下や転倒するものがない場所で、頭をクッションや布団で守ることができるとOK! 怪我を防止しつつ、家族の安全を守りましょう。

家具を固定していないことでこんなことになってしまった…

漫画の続きは下のボタンから

「マンガでわかる防災のトリセツ」(マイナビ出版)

アベナオミ(イラスト) (著), 百田なつき (著, 編集)

2023年8月21日

1,496円

単行本(ソフトカバー) : ‎186ページ

ISBN:

4839983437

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