〈デビュー20周年〉原幹恵が振り返る至福のグラビア時代。撮影中に「やだ、気持ち悪い…」と思った現場とは? グラビア復帰の可能性とバスト美容液のために起業も
集英社オンライン / 2023年9月3日 12時1分
活動休止や短期留学もありながら、今年でデビュー20周年を迎えた原幹恵。彼女が世に出るきっかけとなったグラビア活動について振り返ってもらった。気持ち悪かった現場とは?
先輩ギャルに「全然かわいくないじゃん」と陰口
――16歳のときに女優に憧れて「第9回全日本国民的美少女コンテスト」に応募。グラビア賞を獲得して芸能界デビューとなりました。
「グラビアってなんだろ?」みたいなところから入りましたね。なんとなくは知ってましたけど、自分の体にコンプレックスがあったし、「賞を取れたのはうれしいけど、グラビア賞か。ちょっと嫌だな……」みたいな。
――どのあたりがコンプレックス?
自分の胸が周りと比べてボリュームがあったので。高校1年生でFカップくらいはあったのかな。それで事務所の方が考慮してくれてコンテスト後1年くらいはグラビア活動はせず、アイドルグループをやってました。
![](https://assets.shueisha.online/image/-/2023/08/30062204391169/800/230724_SO114716.jpg)
――では高2くらいからグラビア活動を?
そうですね。最初は水着になることがすごく恥ずかしかったんですよ。バスローブで現場に入って、それを脱いで水着になる瞬間が。
――高校生じゃそりゃそうですよね…。
でもどんどん慣れていって、気がついたらバスローブなしで水着のまま「お願いしまーす!」って現場に入るようになってました(笑)。
![](https://assets.shueisha.online/image/-/2023/08/30062239827007/800/230724_SO114828.jpg)
――適応力が高い(笑)。しかし、同級生や地元の友人にも自分の水着姿を見られるわけですよね。
男子の目線というのは気になりますよね……。地元は新潟の田舎なので、デビューしてから直接何かを言われるわけではないけど、何か視線を感じるみたいな。
駅で友達と一緒に電車を待ってたら、ギャルの先輩たちがこっちを見てて、「ほら、あの子だよ」「全然かわいくないじゃん」「あなたのほうがかわいいよ」みたいなやりとりが聞こえてきたこともありました。それはイヤでしたね。
「“ヤンサンっ子”になれてうれしかった」
――グラビア自体で辛かったことは?
いや、もうグラビアは本当に楽しくて! 私が高校生だった当時ってすごくいい時代で、まだまだ海外ロケにいっぱい行けたんですよ。学業優先とはいえ、2週間に3回もグアムに行ったりしてました。だから楽しい思い出がいっぱいです。
――それは、うらやましい!
撮影現場ってメイクさん、スタイリストさん、カメラマンさんと和気あいあいと楽しく仕事をして、その場所場所でまったく違う自分に出会えるというか、知らない自分を写真に収めてもらえるんですよ。
それを見ると「私ってこんな一面もあるんだ」って思えて、それまでコンプレックスだと思っていた胸も「これって私の武器なんだ」と思えるようになりました。
![](https://assets.shueisha.online/image/-/2023/08/30062357932054/800/230724_SO114739.jpg)
――本当に楽しんで撮影をしていたんですね。
辛かったことを強いて挙げるなら、やっぱりダイエットとか体形の維持でしょうか。あとはちょっと潔癖なところがあるので、温泉とかお風呂場で謎に寝転がらなきゃいけないグラビアカットだと「やだ、気持ち悪い……」とか思いながらやってましたね。
――過激すぎて着たくない水着はありましたか?
雑誌ではなく写真集だと事務所、編集の方、カメラマンさんとどういう作品を作りたいかって入念に打ち合わせをするんですよ。
“手ブラ”など少し露出の多い衣装もありましたが、自分の作品の中で“新しい自分”にチャレンジしようと話し合った結果、そういう撮影になるので抵抗はありませんでした。
![](https://assets.shueisha.online/image/-/2023/08/30062437869437/800/230724_SO114772.jpg)
――グラビアアイドルとしてうれしかったことは?
やっぱり“ヤンサンっ子”になれたときはめちゃくちゃうれしかったですね。
――ヤンサンっ子?
「ヤングサンデー」(2008年休刊)に定期的に出るグラビアアイドルのことです。あれ、ヤンサンっ子だったかな? わからない。私が勝手に言ってただけかも(笑)。
当時は少年誌、青年誌は専属じゃないですけど、「この雑誌にしか出られない」という暗黙のルールみたいなのがあったんですよ。それが私はヤンサンだったんです。ヤンサンに出るようになって、グラビアアイドルとしてちょっと成長できたかなと思えるようになりました。
今の年齢の体で何かを残せたら
――そんな大好きなグラビアのお仕事も、2017年、29歳のタイミングで引退しています。
30歳を目前して、年齢的にも(キャリアを)切り替えやすいタイミングといいますか、これからはお芝居をがんばっていこうって思った年齢だったんでしょうね、たぶん。16歳から13年間もやってましたし。
――それだけやっていたら「もういいかな」と?
「もういいかな」というよりは「もう自分をグラビアで表現することがなくなった」みたいな感覚が大きかったかもしれないです。こんな衣装も着たし、あんな場所に行って撮影もしたし、こういう雰囲気の写真ももう全部「経験済み」になったというか。私が見せられることはもうないかもと思ったのもありますね。
![](https://assets.shueisha.online/image/-/2023/08/30062621880636/800/230724_SO114792.jpg)
――しかし、まだ原さんのグラビアを見たい人はたくさんいるのでは。
インスタのコメントでも「また見たいです」ってコメントはけっこういただきます。
――戻りたいという気持ちは?
今年のお正月に実家に帰ったときに今までの自分の写真集を全部見返したんですよ。そうしたら、その年代ごとに体形、髪型、雰囲気が全然違っていて。だったら今の自分の年齢で何かひとつ、かたちに残してもいいのかな、と思ったりはしましたね。
グラビアに戻りたいというよりは、今の自分を収める作品をフォトブックくらいのボリュームでできたらいいなと。
バスト美容液のために起業を決意
――もし実現したらファンは喜びますね。
ただ、私も自分の体を見ていて、「もっとこうしたほうがいいな」と思うようになってきました。やっぱり年齢とともに体って変わってくるものなんですよ。
今までのケアじゃダメかもってなったときに、バストに通じる何かをやりたいなと思って、今は自分でバスト美容液をつくってるんです。
![](https://assets.shueisha.online/image/-/2023/08/30062738759727/800/230724_SO114878.jpg)
――ご自身で?
そうです。2021年くらいに商品開発のために起業して、現在製作中です。
――実業家になっていたんですね!
はい(笑)。バストって大きくしたくても脂肪なので難しいんですよ。そこでバスト美容液で肌の質感を変えてフワフワした柔らかいバストをつくるという商品を現在、製作中です。いつ発売できるかはちょっとわからないんですけど。
――すべてひとりでやられてるんですか?
はい。どこかの企業とのコラボでもないですし、自分でOEM(他社ブランド製品を製造する会社)先を探して、「こういう成分を入れたくて」とかイチから全部ひとりでやってるのでめちゃくちゃ時間がかかっちゃっていて……。
――では完成したら、そのバスト美容液でケアした体でのフォトブック……期待してます!
がんばります(笑)。
恋愛など、反省を赤裸々に語った前編はこちらから
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
撮影/石田壮一
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
圧倒的な美くびれで注目のグラドル・木南美々、トリマーの夢を断念しどん底からのグラビア挑戦「本当の自分の居場所が見つかりました!」
ORICON NEWS / 2024年7月23日 18時0分
-
「145cmなのにHカップ」で度々バズる大嶋みく。大きな胸が“コンプレックス”から“武器”になるまで
日刊SPA! / 2024年7月19日 15時53分
-
阿南萌花、セクシーさが最大限「もういい大人なので…」
マイナビニュース / 2024年7月3日 22時0分
-
伊村要、ビーチで手ブラも「安心してください! 着ていますよ!」
マイナビニュース / 2024年7月1日 22時0分
-
ミニマムHカップ・大嶋みくが過去最大露出の写真集に「ママの母国フィリピンでの撮影はスリル満点」
エンタメNEXT / 2024年6月29日 6時0分
ランキング
-
1高学歴だと知って驚いた女性俳優ランキング! 2位「北川景子」、1位は?
オールアバウト / 2024年7月26日 12時40分
-
2「大谷の件といいクソすぎる」フジテレビに批判殺到!猛暑にマラソン…井上咲楽ドクターストップが物議
週刊女性PRIME / 2024年7月21日 21時10分
-
3GACKT、熱く持論展開「世の中で売れているミュージシャンで音程が外れている人もいっぱいいる」
スポーツ報知 / 2024年7月27日 7時34分
-
4「笑うマトリョーシカ」清家(櫻井翔)の表情&行動に視聴者混乱「SOSなのかな」「読めない」考察続々
モデルプレス / 2024年7月26日 23時22分
-
5「LTW festival」斉藤和義に続き銀杏BOYZも出演キャンセル 連絡、協議が円滑に進まず
スポニチアネックス / 2024年7月26日 22時9分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)