「愛子さまは地元の小学生の男の子に『宿題は終わりましたか』とお尋ねになりました。その男の子が『全部終わりました』と答えると『素晴らしい』とおっしゃっられました。そこにわざとらしさは微塵もなく、自然にお口をついて出てきた言葉のようでした」(居合わせた人)
愛子さまが「素晴らしい」と感心されたのには、わけがあるようだ。天皇ご一家は8月初旬、静岡県下田市にある須崎御用邸でのご静養も調整されていたのだが、学習院大学日本語日本文学科4年生の愛子さまの学業を理由に見送られたという経緯があった。
〈愛子さまの夏休み〉宿題を終わらせた小学生に「素晴らしい」の言葉がもれた理由とは…外出もほとんどされず猛勉中―卒論を控える学習院大4年生の夏
集英社オンライン / 2023年9月3日 9時1分
「愛子さま~」「雅子さま~」8月21日、那須御用邸にご静養に向かわれる天皇ご一家への大歓迎の歓声が、4年ぶりに栃木県・那須塩原駅にもどってきた。天皇皇后両陛下と長女の愛子さまは、集まった多くの人たちとコロナ禍前と同様に久しぶりに直接の触れ合いの時間を20分ほど持たれた。
外出されたのは東京国立博物館に足を運ばれた1回だけ
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4年ぶりに那須でご静養の天皇ご一家(共同通信)
「愛子さまはこの夏休み、卒論の完成に向けてエンジンをかけ始めたようなのです。那須でのご静養にもお勉強道具をお持ちになっていらっしゃるのではないでしょうか」(宮内庁関係者)
コロナ禍前の2019年の那須でのご静養の際は、ご一家で那須連山のすそ野に広がる沼ッ原湿原をトレッキングしたり、那須ステンドグラス美術館、那須高原りんどう湖ファミリー牧場に出かけられるなど、リゾートで活動的に過ごされていたが、今回は到着からほぼ1週間外出はされず、8月28日に那須どうぶつ王国にご一家で向かわれたくらいだった。
「夏休みに入ってから那須でご静養されるまでのあいだも、愛子さまが皇居にあるお住まいの御所から外出されたのは、8月4日、鎌倉時代を代表する歌人、藤原定家の直筆の書を見るために東京国立博物館に足を運ばれた1回だけだと思います。それも卒論のためだと思います」(前出・宮内庁関係者)
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愛子さまが通われている学習院大学(学習院大学Facebookより)
愛子さまは21歳の成年皇族だが、今は学業優先。本格的な公務、皇族としてのご活動はまだ先になる。とはいえ、おしゃれにも十分気を配られており、今回の那須塩原駅でお召しだったのは、グリーンの小花柄のエレガントなフリル付きのワンピース。kay me(ケイミー)という国産ブランドだ。
「このブランドは東京の職人さんたちが縫製していたり、染に和服の技法を使っていたり、日本の技術が詰め込まれていて、愛子さまがお召しになっていたワンピースの値段は税抜き62000円。20代から80代まで幅広い年齢層にファンがいて、丸洗いできるという利便性も兼ね備えた、知る人ぞ知るブランドなのです」(ファッションジャーナリスト)
「35、6センチ、髪の毛を切りました。気が付いていただけましたか?」
ご一家そろっての外出時、話題になるのはご家族の仲がいいことを象徴するようなリンクコーディネートだ。たいてい、雅子さまと愛子さまがお召し物の色を合わされて、陛下がそれと同色のネクタイをつけられるのがご一家の定番スタイルだった。
ところが今回の那須では、陛下は水色のシャツ、皇后さまはネイビーのジャケット、愛子さまは前述したグリーンのワンピースで、リンクコーディネートではなかった。しかし、不思議なことに自然とご家族のまとまりが感じられるのだ。
「お召し物の色をリンクさせなくても自然とご家族仲のよさがにじみ出てくるんだと思います。つまり、わざとらしい作り物感がないのです。皇后さまは即位のパレードのとき、国民からの祝福に感極まって涙を流されました。皇太子妃時代、ご活動が少ないことに関して、批判的な声があったから感激はひとしおだったでしょう。
天皇皇后両陛下のインドネシア訪問の際も皇后さまは無理せず、ホテルで休養を取られ、陛下おひとりで訪問されるところもあるなど、ありのままでご活躍されています。愛子さまはそんな皇后さまをご覧になって、ご自身も“自然体でいいんだ”と思われているのではないでしょうか」(宮内庁関係者)
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2022年12月3日、学習院大学に向かわれた愛子さま(読者提供)
愛子さまは那須御用邸で、取材の記者たちに「35、6センチ、髪の毛を切りました。気が付いていただけましたか?」と茶目っ気たっぷりに話されたという。
猛勉の愛子さま、エレガントでお茶目な愛子さま、どちらも自然体の愛子さまなのだろう。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
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