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池上彰よりわかりやすい!? 歴史や世界情勢が学べる 登録者10万人以上の超人気[歴史系YouTuber]6選

集英社オンライン / 2022年5月20日 19時1分

多様な動画が溢れるYouTubeでは中高レベルや大学レベルの授業動画も多い。なかでも歴史を扱うチャンネルは多く、人気ジャンルとして確立されている。そこで今回は、“登録者数10万人以上”の歴史解説系チャンネルを紹介していこう。

大人になってから「ちゃんと歴史を勉強しておけばよかった…」と後悔する人も多いのではないだろうか。とはいえ、独学でイチから勉強するのはお金がかかったり、膨大な時間が必要なため、結局、手つかずで終わってしまう人も少なくないはず。

そんな方におすすめなのがYouTubeを使った歴史の勉強である。ミリオン再生を連発する人気コンテンツ「中田敦彦のYouTube大学」を始め、昨今では受験生向けの本格的な授業動画はもちろん、隙間時間に雑学を得るノリで観ることができる数分程度の動画や、クスッと笑えるテイストでまとめられたチャンネルも多い。



そこで今回は“登録者数10万人以上”を誇る人気歴史系YouTuberを紹介。チャンネルによってカラーが異なるので、歴史に興味がある方は自分の好みにあったチャンネルを見つけてみてほしい。

※情報はすべて5月11日時点のものです

『ぴよぴーよ速報』/チャンネル登録者数71.7万人 語彙力の低い解説が面白い!

まず紹介したいのが「ぴよぴーよ速報」。2018年にチャンネルを開設し、71.3万人の登録者を誇る歴史系YouTuberの筆頭だ。扱うテーマは世界史や哲学史が中心で、簡潔な図解と謎のひよこキャラクターによるざっくりとした解説が特徴。

特に「小学生でもわかる」と題し、あえて少ないボキャブラリーでまとめているシリーズが人気を集めている。例えば世界史の動画では、「国がぐちゃぐちゃになる」「海外からヤべぇやつが来る」などざっくりした表現を多用。さらに「やべぇ」「ボコすぞ」など、歴史上の人物が語彙力の低いセリフを発しつつ史実が解説されるので、クセになる人が続出。

チャンネル概要欄で「解説系すごいガバガバなので他の資料もちゃんと見た方が良い」と、自身で公言するほど情報がふわっとしているのだが、それゆえに歴史の全体像を把握しやすく、そのユルさがウケているようだ。ほとんどの動画が5分程度なので、隙間時間に見やすいのも人気のポイントなのだろう。

『WEB玉のタマえもん』/チャンネル登録者数24.9万人 学校の先生はUSBがタダ!?

これまでに1000本以上の動画を投稿、約25万人の登録者を獲得している「WEB玉のタマえもん」。こちらのチャンネルでは、元教員の玉先生による知識詰め込み型のアニメ動画を見ることができる。

世界史や日本史のほかにも、高校科目や社会人向けの動画など種類が豊富。さらに公式HP「合同会社WEB玉塾」では、YouTube上の動画やその内容をまとめたノートが全て無料でダウンロードできるようになっているのだ。

学生はもちろん、学校の先生を応援したいという気持ちから、動画やノートを学校の授業で使用することも許可。さらに学校の先生であれば、YouTubeに投稿しているアニメ動画のデータを入れたUSBが無料でもらえるというのだから、教育への熱心さには感服する。歴史をじっくりと学びたいという人はぜひ視聴してみてほしい。

『俺の世界史ch』/チャンネル登録者数22.3万人 切り口秀逸な「しくじり世界史」

続いては「俺の世界史ch」。2019年12月に本格的な動画投稿を開始、22万人以上の登録者を獲得している。こちらのチャンネルは、東方Projectに登場するキャラクターを使用した「ゆっくり系」と呼ばれる動画になっているのが特徴。

チャンネル名の通り世界史に特化しており、どうしてそうなったのかなど史実をわかりやすく解説してくれる。例えば、オリエント史だけでも30本の動画が投稿されていて、どれも2、30分以上の長編動画となっている。特に「しくじり世界史」や「世界史未解決事件file」など、独自の切り口のコンテンツで差別化が図られているので、どハマリする人も多い。

『Historia Mundi』/チャンネル登録者数12.6万人 現職高校教師による黒板授業

登録者12万人以上を擁する「Historia Mundi」は、現職の高校教師であるムンディ先生こと山崎圭一先生による解説型のチャンネル。日本史、世界史、地理など高校の社会科目を網羅している。

黒板を使った授業さながらの雰囲気が特徴で、現役の学生や本格的に歴史を学びたい人から需要が高い。時系列がわかりにくい日本史や世界史を20話に分割した「高校日本史ストーリーノート」や、「高校世界史20話プロジェクト」など、個性的なコンテンツも充実。

公式HPには、動画を見ながら穴埋め問題ができたり、書き込みプリントのダウンロードができたりと、本気で学びたい人にとってありがたいオプションも。

『戦国BANASHI』/チャンネル登録者数10.8万人 史実を重視した教育系YouTuber

登録者数10万人以上の「戦国BANASHI」は、戦国武将大好きYouTuberのミスター武士道によるチャンネルで、現代に残っている書籍などの情報を中心に、史実を重視した解説を行なっている。

現在は、今年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の解説シリーズの投稿に精力的で、『鎌倉殿…』は面白いけど歴史の流れはいまいちわからない…なんて人におすすめ。出演俳優へのインタビューや、本編登場キャラクターゆかりの地へのロケ動画も好評だ。『青天を衝け』『麒麟がくる』といった近年の大河ドラマの解説動画も投稿されており、どこが史実なのかや、タイトル設定の由来についての動画も数多く投稿している。改めて振り返りたい人には必見のチャンネルに。

『YUKIMURA CHANNEL』/チャンネル登録者数16.1万人 初心者からマニアまで楽しめる

最後に紹介するのは「YUKIMURA CHANNEL」。戦国時代に特化し、15.9万人の登録者を獲得しているチャンネルだ。戦国時代ならではの入り乱れた合戦の状況を、ボケとツッコミを交えながらコミカルに解説しており、戦況だけでなく地図を交えて戦法を丁寧に紹介してくれるのも魅力。

さらに「お城解説」動画では、実際にロケをして、当時の縄張り図と現代を比較して城内を歩いたり、防衛施設も現地で撮影してそのポイントに細かく言及するなど、かなりのマニアぶりを見せている。戦国時代マニアはもちろん、「興味はあるけどよくわからない…」というライト層の需要にも応えている。

このように、ひとくくりに歴史系YouTuberと言っても、それぞれ個性的で、独創性のあるコンテンツが豊富。おうち時間が増えた昨今、歴史系YouTuberを学び直しのきっかけにしてみてほしい。

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