この先の未来、優秀なAIを持つ製薬会社がマーケットで勝つ、との構図が生まれるでしょう。
しかし、大規模な製薬会社には、そもそもソフトウェア企業に強い企業が多くありません。その結果、ここでもグーグルやマイクロソフトといったビッグ・テックが製薬会社と協力したり、場合によっては知見のあるスタートアップを買収するなどして、医療分野に積極的に進出していきます。
グーグルは5年ほど前から創薬も含め、医療分野でAIを活用していくことを公言しており、後述する画像診断や医療事務など、主に4つの分野で進めています。医療機関や製薬会社との連携も同様です。