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【漫画】床一面のゴミの地層、ハエが浮いたコップ…母と暮らした「汚部屋」を逃げ出しても消えない「私が私を罵倒する声」の正体

集英社オンライン / 2023年9月28日 19時1分

漫画家・ハミ山クリニカ氏は、東京藝大に入り、東大を出ても、劣等感を抱き続けている。その原因は、家族の成り立ちにあるという。彼女が自分の劣等感と向き合った漫画『なんで私が不倫の子 汚部屋の理由と東大の意味』(竹書房)から一部抜粋・再構成してお届けする。

幼少期から大人にほめられやすく、優等生として周りに認識されていたハミ山クリニカさんだが、実は家では精神的に不安定な母と、床上60㎝以上のゴミが積まれた汚部屋で生活していた。

なぜ実家が汚部屋になったのか。なぜ東京藝大を「辞めさせられて」まで、東大に入る必要があったのか。そして、なぜ父は消えたのか。

今回は、彼女が劣等感を抱く原因を描いたepisode 1「普通じゃないことに気付かれない優等生」をお届けする。


episode 1|普通じゃないことに気付かれない優等生

昔から大人にほめられやすい子どもだったというハミ山クリニカさんは、実は、汚部屋で母と2人暮らしをしていた。床はゴミで埋め尽くされ、台所には何年も放置されたカビだらけの食器が……。

汚部屋を離れ、束縛する母から逃げ出しても止まない「私が私を罵倒する声」。その正体は何なのだろうか?

漫画の続きは下のボタンから!

なんで私が不倫の子 汚部屋の理由と東大の意味(竹書房)

ハミ山クリニカ

2023年06月29日

1,320円(税込)

A5判/144ページ

ISBN:

978-4-8019-3593-8

東京藝大に入り、東大を出ても根付く劣等感。
その原因はパパとママの…私たち家族の成り立ちにあった。

優等生に見られていた私は、実は家では不安定な母と、床上60㎝以上のゴミが積まれた汚部屋で暮らしていた。

なぜうちは汚部屋になったのか。

なぜ私は東京藝大を辞めさせられてまで、東大に入る意味があったのか。

なぜ父は消えたのか――。

大好きだったパパは、実は卑怯な男だった。
私を支配していたママは、実はひとりぼっちだった。

そして私は――
苦しさの原因を自分の責任として背負わされた子どもだった。

【目次】
episode01 普通じゃないことに気付かれない優等生
episode02 汚部屋で育った私の常識
episode03 パパが死んだら私も死ぬ
episode04 ママが獲った賞
episode05 嫌と言えないかわりに
episode06 学歴に縛られる私たち
episode07 見過ごされる子ども
episode08 一生ママから解放されない
episode09 家が汚部屋になった理由
episode10 真実のヒントはすぐそこに
episode11 パパの死
episode12 パパの戸籍に私はいない
episode13 家を出る
episode14 卑怯なパパ
episode15 ひとりぼっちのママ
last episode バイバイ

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